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GDO編集部が選ぶ 2015年海外男女ツアー10大ニュース

2015年にGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が今年の海外男女ツアーの10大ニュースを選出。松山英樹石川遼宮里藍横峯さくらなど多くの日本勢が戦う米国ツアーを中心に、注目ニュースを振り返ります。

■第1位 松山英樹 米国2年目は未勝利ながら日本人最高4.5億円

米国ツアー2年目のシーズンは未勝利に終わった松山英樹でしたが、トップ10フィニッシュ9回は全体で6番目の数字。フェデックスカップランクは、「ザ・メモリアルトーナメント」を制した1年目の28位を上回る16位とし、シーズン獲得賞金375万8619ドル(約4億5100万円)は歴代日本人の最高額を更新しました。

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シーズン終了時点では、松山自身も全体的な底上げを実感。目標に挙げるメジャータイトルは叶いませんでしたが、年間の4大メジャー全てで決勝ラウンドに進んだのは初めてのことでした。世界ランクトップ10も目の前に迫るハイレベルなポジションで、着々と前進を続けています。

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■第2位 リディア・コーが最年少で10勝目&メジャー制覇

数年前まで天才少女と呼ばれていたリディア・コーも、今年4月で18歳。韓国の名門・高麗大学に進み、トレードマークだった黒縁眼鏡も外して大人びた雰囲気へ。さらにゴルフでも、急速な成長を続けています。

9月「ザ・エビアン選手権」で初めてメジャーを制し、18歳4カ月の米女子ツアーメジャー最年少優勝記録を樹立。10月「フボンLPGA台湾選手権」で節目のツアー通算10勝目を飾り、18歳6カ月1日での到達は同じく同ツアーの最年少記録となりました。

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■第3位 22歳スピースがメジャー年間2勝 最年少の年間王者へ

こちらも最年少記録を打ち立てたのがジョーダン・スピース。「マスターズ」「全米オープン」とメジャー連勝を遂げるなどシーズン5勝を挙げ、ツアー史上最年少となる22歳2カ月でフェデックスカップ年間王者へと上り詰めました。

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■第4位 石川遼が“コンマ差”で今季シードに滑り込み

最後の最後まで手に汗握る戦いでした。シード争いの最終戦となる8月「ウィンダム選手権」を前にフェデックスランク130位にいた石川遼は、大会を31位でフィニッシュ。シード圏内(同125位以内)に滑り込む124位に浮上し、辛くも2015-16年シーズンの出場権を手にしました。

同順位(458ポイント)には石川を含めて3人が並んでいましたが、小数点以下の数字で石川がわずかに上回っての圏内入り。文字通り“コンマ差”でつかんだシード権でした。

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■第5位 離脱中のタイガー・ウッズ 復帰時期の見通し立たず

今年9月に背中の緊急手術を受けたことを発表したタイガー・ウッズ。出場を表明していた2015-16年シーズン開幕戦「フライズドットコムオープン」も欠場に転じ、取り巻く状況は深刻なものとなりました。自身が主催する12月「ヒーローワールドチャレンジ」では会見のみ出席し、「トンネルを抜けた先の光が見えない」と寂しげな微笑。今後の動向が気にかかるところです。

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■第6位■ 米国でも安定感 ルーキー横峯さくらが賞金シード確保

米ツアールーキーとして初のフルシーズンを戦った横峯さくらは賞金ランク44位とし、来季シード権(上位80位以内)の確保という最低限のノルマを達成しました。初の予選通過(3月「キア・クラシック」)まで4試合を費やしましたが、以降は持ち味の安定感を発揮。手探りが続いた1年目を無難に終えて、来年1月から始まる2年目のシーズンに臨みます。

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■第7位■ 岩田寛 初の「全米プロ」で海外メジャー最少スコア「63」

8月「全米プロゴルフ選手権」2日目に、初出場の岩田寛がメジャー史にその名を刻みました。第2ラウンドを1イーグル、8バーディ、1ボギー、海外4大メジャーの18ホール最少ストロークに並ぶ「63」をマーク。達成者は通算25人目(27例目)となり、日本人では青木功(1980年/全英オープン)に次いで2人目となる大記録を打ち立てました。

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■第8位■ 宮里藍と宮里美香が2年ぶりシード復帰

昨季は初めて賞金シード(上位80位以内)を喪失した宮里藍宮里美香が、今季をそれぞれ賞金ランク28位、77位で終えて2年ぶりのシード復帰を果たしました。来季の日本人シードプレーヤーはW宮里のほか、横峯、野村敏京上原彩子を加えた計5人。下部シメトラツアーでは、有村智恵とアマチュアの永井花奈がプレーする予定です。

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■第9位■ 異色の全米OPコースに糾弾相次ぐ

開催コースに関して、これだけ物議を醸した「全米オープン」も珍しかったでしょう。07年に開場され、同大会初開催となったチェンバーズベイ(ワシントン州)が、その標的。選手からも不平の声が多く漏れていましたが、果たしてその理由とは?

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■第10位■ 来季の米国女子ツアー 史上最高賞金総額へ

米国女子ツアーの来季スケジュールが発表され、2試合増の33試合、賞金総額はツアー史上最高となる6310万ドル(約75.7億円)と報じられました。来季の日本ツアー(38試合/35.2億円)と比較すると約2.15倍の差。少しは規模感が伝わりますか?

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