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金谷拓実が大会最年少V 高校日本一からアマの頂点へ

27ホール目でウィニングパットとなる5m 27ホール目でウィニングパットとなる5mを決め、ガッツポーズを作る金谷拓実

36ホールマッチプレーで争われた「日本アマチュアゴルフ選手権」決勝戦が13日(月)に行われ、金谷拓実(広島国際学院高校2年)が中島啓太(加須市立大利根中学校3年)を27ホール目で決着をつける10&9で破り、2度目の出場で初のアマチュア日本一に輝いた。17歳51日での優勝は、2004年大会のドンファン(韓国/17歳92日)を抜く最年少記録だ。

「嬉しいですけど、まさか自分が日本アマを獲れるとは。最年少?実感はぜんぜん・・・」。戸惑いの表情を浮かべながらも、17歳は静かに喜びを噛みしめた。

平均風速11mを超える強風の中、勝てば同じく最年少となる中島を序盤から圧倒した。フェアウェイを全て捕らえた9ホール目までに2アップのリードを奪うと、金谷が勝負の分け目と振り返った10ホール目(10番)。「中島くんがチャンスにつけていたけど、先に8mを決めることができた」とピンチをチャンスに転じるパッティングでホールを奪い3アップへ。

その後も風に苦しむ中島を突き放し、19ホール目(1番パー5)ではピンまで240ydの2打目を2mにつける会心のイーグルでついに9アップ。ホールを奪えば優勝が決まるアップドーミーの27ホール目(9番)でも、得意クラブのパターで5mのウィニングパットを沈め、力強いガッツポーズを作った。

金谷が「ちょっとは自信になったと思う」と振り返るのは、今春に優勝を飾った「全国高校ゴルフ選手権」だ。「中学校から全国大会は2位ばかりだった」という金谷にとって、初めて手にした“日本一”の称号だった。「調子が悪くても、ある程度の位置にはいられるようになった」と、自信とともにプレーの安定度も増していったという。

優勝スピーチでは、ゴルフ部の朝練習に合わせて早朝から車で送迎してくれる母親に感謝を述べながら、言葉を詰まらせる純朴な一面も。高校卒業後は大学進学を志望しており、プロ転向への準備をじっくり整えるプランを描いている。高校日本一から、アマチュアの頂点へ。最年少王者の今後が楽しみだ。(兵庫県三木市/塚田達也)