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ボールを投げる新感覚のゴルフ 『Fling Golf』ってご存知?

2015/01/21 12:15

ボールを遠くに投げやく作られたスティック ボールを遠くに投げやく作られたスティックを使用する『Fling Golf』。PGAショーで初披露となった

米国フロリダ州で20日(火)から4日間に渡り開催される、世界最大規模のゴルフ新商品見本市「第62回 PGAマーチャンダイズショー」。その初日は、出展社が広大な敷地を180度取り囲むようにブースを並べ、大々的な試打会が催されるデモデーとされ、今年も100を超えるメーカーや関連企業が一堂に会した。

あちらこちらから乾いたインパクト音が響く中、あるブースで、明らかにスイングとは異なる動きに目がついた。まるで、釣り人が糸を遠くに投げているよう。設営テントの文字に目を向けると『Fling Golf』とある。「Fling=投げ飛ばす」との直訳通り、打つのではなく“投げる”という新コンセプトのゴルフで、同イベントには今年が初出展とのことだ。

高く、遠くへ! シンプルに見えて、これが 高く、遠くへ! シンプルに見えて、これが意外と難しい

使用クラブは「スティック」と呼ばれ、軽量カーボン素材のシャフト先端はゴルフボールがスポッと収まるカップ状になっている。ここにボールを入れて、あとは全力でスティックを振り下ろすだけ。一見すればシンプルだが、試してみると、これがなかなか難しい。初心者は揃ってボールが高く上がらず、方向性も定まらない。公式ホームページによれば、ドライバーで220yd飛ぶ人の想定飛距離は170ydということだが・・・。そこまで達するには、相当な練習と根気が求められるだろう。

競技方法は基本的にゴルフと同じで、ティショット(?)からカップインまでのストローク数を競うもの。2打目以降はボールをマークして拾い上げ、再びスティックにボールを装填する。グリーン上も同じスティックを使用し、ヘッド横にある半円状の切れ込みにボールを合わせてアドレスし、バックスイングをとらずそのまま前に押し出す動きでボールを転がす。なお、バンカーや池などのハザードに入れると1ペナが課される。

最新ギアだけはなく、新しいゴルフスタイルとの出会いや発見もPGAショーが持つ醍醐味のひとつ。海外から輸入された新たなゴルフの形といえば、フリスビーに模したボール(ディスク)をネットに投げ込むディスクゴルフや、プレーの速さとストローク数を競うスピードゴルフなどが記憶に新しいが、『Fling Golf』の今年の初出展も、世界的な認知と普及を促進させる大きな1歩となるのだろうか。(フロリダ州オーランド/塚田達也)