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日本プロゴルフ殿堂、第2回殿堂入りメンバーを顕彰

日本プロゴルフ殿堂の第2回顕彰式典が17日(月)、日本橋三越本店で行われた。昨年12月16日に発表された第2回殿堂入りメンバーは、レジェンド部門で福井覚治、安田幸吉、島村祐正、二瓶綾子の4人とプレーヤー部門で樋口久子青木功の2人。そして、井戸木鴻樹が特別賞を受賞した。

顕彰式には二瓶綾子、樋口久子青木功が出席したほか、他の受賞者は孫や息子などが代理出席。海外ツアー参戦中の井戸木は喜びのコメントを寄せた。会場となった三越本店のロビーには多くの関係者や見物客が集まり、華やかなムードが祝賀イベントに華を添えていた。

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各顕彰者の主な業績と選考理由は以下の通り。

<レジェンド部門>

・福井覚治(ふくい・かくじ)
我が国のプロゴルファー第1号(1920年)。プロゴルファーのパイオニアとして宮本留吉ら後進の指導にも尽力した。関西オープン優勝(1926年)、日本プロ2位(1926年)

・安田幸吉(やすだ・こうきち)
競技会においての活躍だけでなく、ゴルフクラブのオリジナル制作、修理や海外進出の先駆けの1人となり、コース設計や初代PGA会長にも就任した。

・島村祐正(しまむら・ゆうせい)
戦後初の米国遠征チームメンバーの1人で、カナダカップ代表選手。関西、とりわけ九州を中心に数多くのゴルファーを育て、「九州に島村あり」と言わしめた。

・二瓶綾子(にへい・あやこ)
日本の女子プロゴルフ界の黎明期にリーダーシップを発揮。1974年に日本女子プロゴルフ協会が男子から独立した際には初代理事長に就任した。日本女子オープン優勝(1975年)

<プレーヤー部門>

樋口久子(ひぐち・ひさこ)
1967年の第1回プロテストに合格して以降、国内69勝、賞金女王11回。1976年のコルゲート欧州女子オープンで日本人初の米女子ツアー制覇。1977年には全米女子プロを制してレギュラーツアーでは男女を通じて唯一のメジャーチャンピオンとなった。1997年からは日本女子プロゴルフ協会の会長に就任し、14年間にわかって女子プロゴルフの発展に尽力した。

青木功(あおき・いさお)
日本男子初の米ツアー優勝者。日米欧豪の4ツアーで優勝という偉業を成し遂げた。1992年からは米シニアツアーに参戦し、通算9勝をマーク。2004年には樋口久子に続く日本人2人目の世界ゴルフ殿堂入りを果たした。

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