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フューチャーズツアーで中島真弓が2勝目

アメリカLPGAのプレイヤー養成ツアーであるフューチャーズツアーで、中島真弓が通算2勝目をあげた。カンザス州ウィチタで開催されていたコールマン・ゴルフクラシックで、最終日を4アンダーの68とした中島は、67で回ったミリアム・ネイグル(Miriam Nagl)、アナ・アッカーマコスコ(Anna Acker-Macosko)とともにトータル7アンダーで並び、サドンデスプレイオフの5ホール目に二人を退けた。

横山志乃とともに首位で最終日を迎えた中島は、出だしで18メートルのバーディパットを決めると、続く2番、6番ホールでバーディ。5番、8番ホールでボギーとして前半終了時点で韓国のジュ・キムと並ぶ4アンダーの首位。後半は12番、16番、そして18番ホールでは3メートル弱のパットを沈めてバーディとし、プレイオフに加わった。

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「最終ホールではバーディをとれる所につけるしかないと思っていました。パッティングでは失敗するのではないかと緊張して手が震えました。決まったときは、初めてプレイオフに残れたことが本当にうれしかった」

サドンデスプレイオフは18番ホール(265ヤード、パー4)でおこなわれ、最初にアッカーマコスコがボギーとなり脱落。中島とネイグルは2ホール目をともにバーディ、3ホール目、4ホール目をパーとして競り合い、5ホール目にネイグルが4メートル半のバーディパットを逃し、中島は3メートルを沈めてバーディ。優勝賞金1万1千2百ドルを手にした。

「パッティングのおかげで勝てました。1番ホールで18メートルを決めたときに、今日はいけるかもしれないと思いました。プレイオフでは緊張しましたが、集中力を切らさずに、楽にバーディを狙えるところにもっていかなくちゃ、と考えるようにしていました。」

中島は去年のフューチャーズツアーでトップテン9回。そのうちアンアーバーフューチャーズクラシックでは優勝。初挑戦のLPGAツアーQスクールでは21位タイでノンシードのLPGAツアーメンバーとなった。今季はハワイでのLPGA武富士クラシックに出場し、2オーバー212の52位タイだった。この週末におこなわれるLPGAツアーのチックフィルA チャリティ選手権の予選会に出場する25歳の中島。オフには英会話のクラスに通って言葉の壁を克服した。

「LPGAの試合は出場するだけでも難しいし、かなりつらいものがあります。たった18ホールで決まってしまうので、一つのミスが命取りです。たいへんなプレッシャーです。願わくば、この勝利で勢いをつけて明日もがんばりたい。」

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