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ANZレディスマスターズ最終日/藍ちゃん残念!K.ウェブが4打差からの逆転勝利!

オーストラリアにあるゴールドコーストで行われている、オーストラレイジアンとヨーロッパのLPGAツアー共同開催によるメジャー大会「ANZレディス・マスターズ」の最終日。風はややあるものの、天気は快晴と絶好のゴルフ日和。3日目を終えて2位以下に3打差をつけた日本の宮里藍は、「初日コースレコードの63」「19歳」「小柄」「ワールドカップの優勝者」「日本人メディアの多さ」で現地でも大きな注目を集めている。

また、地元メディアの取材にも英語で通訳なしで堂々と答えている姿はまさに大物。最終日は宮里が尊敬しているプロの一人と語る本大会で4連覇を果たしているカリー・ウェブらと最終組でスタートした。

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ティショットの飛距離では互角の勝負が続くなか、先に仕掛けてきたのはウェブ。2番で長いバーディパットをねじ込むと、3番パー5ではグリーンエッジから快心のチップインイーグル、さらに4番でバーディを奪い、序盤の4ホールであっという間に宮里に追いついてしまった。宮里もようやく6番でバーディを奪い一歩抜け出したが、3日間バーディを取っていた8番でボギーを叩きリードを保てず前半を終了した。

ウェブと一騎打ちとなった後半のバックナイン。ウェブが13番でバーディを奪いリーダーボードのトップに踊り出る。この大会初めて首位から転落した宮里は続く14番で痛恨のボギーを叩き、ウェブとの差を2打差に広げてしまった。その後両者パープレーが続き、2打差で迎えた最終ホール、ウェブがボギーを叩いたが、宮里は惜しくもパーセーブ。ウェブが最終日にスコア「67」の猛チャージを見せて、4打差からの逆転優勝を飾った。

百戦錬磨のウェブに逆転負けを喫した宮里藍。最終日はスコア「72」と勝負どころでのパットが決まらず、悔し涙を呑むことになった。

そのほか日本の白戸由香は、最終日に2つスコアを伸ばし通算1アンダーの38位タイでフィニッシュしている。

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