大会連覇を果たし歓喜に沸く欧州選抜のメンバーたち（Getty Images）

米国コロラド州パーカーにあるコロラドGCで開催されている、米国選抜と欧州選抜のチーム対抗戦「ソルハイムカップ」。欧州選抜が10.5対5.5とその差を5に広げて迎えた最終日は、シングルス戦、全12試合が行われた。欧州選抜が5勝2敗5分で7.5ポイントを加算。通算成績を18.0対10.0とし、8ポイントの大差をつけて大会2連覇を果たした。

シングルス戦の第1試合は、欧州選抜アンナ・ノルドクビストと米国選抜ステーシー・ルイスが対戦。序盤はノルドクビストがリードするが、終盤にルイスも応戦。両者譲らぬ攻防で、この試合をオールスクエアとした。続く第2試合では、チャーリー・ハル（欧州）と、ポーラ・クリーマー（米国）が対戦。中盤からのハルの攻勢はとまらず、5＆4とクリーマーは惨敗を喫した。

その後もポイントを積み重ねていく欧州選抜に対し、厳しい状況に追い込まれた米国選抜。第7試合カトリーナ・マシュー（欧州）とジェリナ・ピラー（米国）の対戦は、オールスクエアとしたが、欧州が0.5ポイント獲得で総得点を14.5とし、この時点で欧州選抜の勝利が決定した。