米国女子ツアーの第20戦「LPGAハナバンク選手権」が、韓国のSKY72GCで開幕した。初日は世界ランキング1位のヤニ・ツェン（台湾）が7アンダーをマークして単独首位。地元韓国選手が多数出場する中、初日から実力を見せ付けている。

そのヤニだが出足は苦戦していた。スタートの1番でボギーをたたくと、2番でバーディを奪うが、続く3番パー3をボギーとする。しかし、5番パー5から3連続バーディを奪うと、10番からも再び3連続。後半は7バーディ、1ボギーという内容でスコアを伸ばしてきた。

＜＜　下に続く　＞＞

首位と1打差、6アンダー単独2位は韓国のC.チョイ。さらに1打差の5アンダー3位タイにドイツのサンドラ・ガルとこの大会3連覇を狙うチェ・ナヨン（韓国）の2人が並んでいる。ナヨンは5バーディ、ノーボギーと安定感のあるゴルフで好位置につけた。

今大会日本からは上田桃子だけが出場している10番からスタートした上田はその10番、そして17番、後半最初の1番と3つのボギーを先行。しかし、終盤に入り、7番、そして最終9番でバーディを奪い1オーバーでホールアウト。首位とは8打差の45位タイとなっている。