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2011年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:03/31〜04/03 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)

美香3位タイ、有村5位タイ! 日本勢が上位発進!

米国女子ツアーのメジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」が3月31日(木)、カリフォルニア州にあるミッションヒルズCCで開幕した。朝から強い日差しが照りつけ、グリーンの硬さに悩まされる選手が多い中、ブリタニー・リンシコムステーシー・ルイスが6アンダーで首位に並んでいる。

5アンダー3位タイには、宮里美香サンドラ・ガル(ドイツ)。4アンダーの5位タイに、ジェーン・パーク有村智恵が続いている。他の日本勢では、上田桃子が2アンダーの10位タイ。宮里藍大山志保が1アンダーの18位タイ。馬場ゆかりが2オーバーの54位タイ、不動裕理が5オーバーの92位タイとしている。

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日本勢が大健闘!

5アンダー3位タイ発進とした宮里美香は、出場選手たちを苦しめている硬く速いグリーンを攻略。「日に日に硬くなるイメージを最後までキープできていた」と微妙な距離を次々と沈め、この日25パット。「メジャーということを意識しないでプレーできたもの良かった」と、平常心でさらなる上位を狙う。

有村智恵も首位と2打差、4アンダーの5位タイと絶好のスタート。アイアンの不調をドライバーとショートゲームでカバーし、好スコアを叩き出した。後半2番パー5ではイーグルを奪うなど、序盤、中盤、終盤でバランス良くスコアを伸ばした。さらに、上田桃子も2アンダー10位タイと上位発進。「緊張はあったが、1番のバーディで気持ち良くプレーできた」と、4バーディ、2ボギーの安定したラウンドに繋げた。「メジャーの中でも、この大会は特に勝ちたいけど、ナーバスになることなく集中できた」と表情は明るい。

海外勢も注目選手が上位に!

海外勢では、注目選手たちが上位に名を連ねた。一昨年の勝者のブリタニー・リンシコムが6アンダー首位タイ発進。リンシコムはグリーンの硬さが増した午後スタートながら、6バーディ、ノーボギーと完璧なプレーを見せた。また、先週「キア・クラシック」でツアー初勝利を飾ったサンドラ・ガルが今週も好調だ。序盤からバーディを重ね、7バーディ、2ボギーの「67」をマーク。この日は前半の4番で残り15ヤードからチップインバーディを沈めるなど、ショートゲームに冴えを見せ、20パットという驚異的な数字をマークした。ディフェンディングチャンピオンのヤニ・ツェン(台湾)も、2アンダーの10位タイと上々の滑り出しを見せている。

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