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17歳・畑岡奈紗は鈴木愛らと同組でプロデビュー戦 賞金トップ3が激突

◇国内女子◇伊藤園レディス 事前情報(9日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6639yd(パー72)

32回目を迎える今大会は11日(金)から3日間の日程で開催。今年の「日本女子オープン」で、大会史上最年少(17歳263日)でアマチュア優勝を飾り、日本女子ツアー史上最年少(17歳271日)でプロ転向を表明した畑岡奈紗(ルネサンス高3年)が、国内プロデビュー戦を迎える。

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注目の初日は、鈴木愛松森彩夏と同組となり、9時50分に1番からティオフする。現役高校生でのプロデビューは、2003年に同じく高校生プロとなった宮里藍の今大会以来。来季は米国女子ツアーで戦う意向で、今月28日には米フロリダ州でファイナルQTを控えており、高校生プロのプレーを間近に見ることのできる希少な機会となりそうだ。

一方、ツアーは今シーズンも残り2戦(出場人数が限られる「LPGAツアー選手権リコーカップ」を除く)となり、賞金女王争いやシード権争いがいよいよ大詰め。昨年大会で初日から首位を守る完全優勝を挙げ、ツアー史上初の2億円超えとして賞金女王を決めたイ・ボミ(韓国)が、今年も獲得賞金を1億5530万4764円の賞金トップで、2年連続戴冠へ前進を目論む。

賞金2位は元・世界ランク女王の申ジエ(韓国)で約2384万円差に迫っている。自力での逆転はすでに難しい情勢だが、日本勢トップの賞金3位・笠りつ子、4位の鈴木愛、5位のキム・ハヌル(韓国)まで逆転賞金女王の可能性が残されている。初日は、賞金ランクトップ3のイ、申、笠らが同組でプレーすることになり、直接対決で火花を散らす。

また、年間獲得賞金上位50位までの来季シード争いは、シード当落線を挟んで賞金48位の茂木宏美以下、香妻琴乃金田久美子藤田光里、同52位の藤本麻子までが約170万円の差にひしめく。最近まれに見る激戦でこちらにも注目が集まりそうだ。

【主な出場予定選手】
イ・ボミ申ジエ笠りつ子鈴木愛キム・ハヌル全美貞堀琴音テレサ・ルーアン・ソンジュ李知姫菊地絵理香渡邉彩香松森彩夏西山ゆかり木戸愛永峰咲希下川めぐみ原江里菜成田美寿々大山志保畑岡奈紗

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2016年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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