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高須愛子、逆転で今季2勝目

1997/10/19 18:00

前日まで首位を守り通していた池渕富子がまさかの大崩れ。なんと40-41の81。「緊張していたわけではないんですが、リズムが悪かった。風が強くてクラブ選択などいろいろ考えて、ひとりバタバタしてしまった」 ちょっと言い訳になるが「同伴の誰かがいいスコアでラウンドしていれば、なんとかなったと思うけど・・」
確かに同伴の選手はみなさん不調。切り換えるキッカケがつかめなかった。不運といえば不運。

最終組とは関係のないところで優勝争いが展開された。高須愛子は出だしをバーディ。2番こそボギーとしたが、結局5バーディ、1ボギーの68でホールアウト。後続の組を待つ形となった。
「スタート前には混戦になると思っていたが、自分が優勝するとは思っていませんでした。ラッキーでした」と高須。 「前半スコアを伸ばしたけど、8番のスコアボードを見て自分が首位にいるのがわかった。1ストローク差に浩美(小林)ちゃんがいたから、あと2ストローク差にすれば優勝の可能性もあるなと・・」

その浩美ちゃんも前半でスコアを伸ばして優勝戦線に加わった。「出だしボギーだったけど3番7番8番とバーディで、伸ばせるかなーッと思っていたら9番で入れてはいけないバンカーに入れてしまって、これが痛かったです」と小林。
プレーオフにこそ持ち込めなかったが、この小林の追い上げで試合は面白くなった。「久しぶりに日本に帰ってきて、応援してくれたギャラリーに応えられなくて、ザンネン」というコメントでした。

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1997年 富士通レディース



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