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プレーオフを制してノイマン優勝!

最終日、磐石と思われたリサロッテ・ノイマンが動揺した。10番ミドルホールでトリプルボギーの7。さすがにもう追いつけないかと思われたのだが・・。
「もう勝てないと思った。でもあと8ホールある。8ホールで3つバーディをとればなんとかなると思いなおした」とノイマン。3つには届かなかったが13番、16番でバーディを決めた。しかも終盤18番になってトーナメントリーダーの高又順がボギー。思わぬ3人プレーオフ。最後は定評あるパッティングが勝敗を決めた。
「プレーオフというのはストロークプレーから急にマッチプレーに切り換わるところが難しい。周囲を気にせず、相手がどうのこうのではなく、自分自身でバーディを取りにいく。この点が私がプレーオフに強いところだと思う」と分析した。

高又順はプレーオフで初めて負けた。「プレーオフはいままで7回です。今回は3人プレーオフだったから負けたのかな」とショック気味。10番でのノイマンの7を見たときは「もうあの人の優勝はないと思ったんですけどね。やっぱり強いです」
李英美も惜しかった。とにかく肝心なところでパットが入らなかった。「相手がバーディで負けたのなら納得いくけど、パーじゃ・・・ちょっと悔しいです」

優勝を争ったのは韓国選手2人とスウェーデン選手。実力だから仕方ないとはいえ、日本選手がふがいなかった。大金寿子はボギーなしの7バーディでレコードタイをつくったが、今回はちょっと遅かった。今後に期待。

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1998年 グンゼカップワールドレディスゴルフトーナメント



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