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井上陽子が首位浮上。不動、米山と若手が後続!

前日まで3位につけていた井上陽子が首位に浮上。今季はすっかり自信をつけている。離されかかってはいるがなんとか1勝をあげたい不動裕理、勢いにのっている米山みどりの新鋭・新人が迫っている。注目のパク・セリは今日も調子を取り戻せずイーブンパーとして8位グループ。まだまだ混戦が続く。

井上陽子は出だしバーディ。7番までに3つ入れた。8番をボギーとしたものの13番で取り返しての69。「まだ1日あるんで・・・気をゆるめないようにしないと。パクもいますから」と言う。
昨日そのパク・セリと一緒のラウンドだった。「すごく勉強になりました。絶対にアンダーでラウンドしてくると思ってました。明日、いっしょにいい位置で回れればと思ってたんですが」

アンダープレー必至と見られていたパク・セリは8番9番と連続のダブルボギー。しかし15番からは3連続バーディで復活した。「連続ダボはダメージだった。でも諦めないで頑張ったのが最後の連続バーディにつながったと思う。もちろんあと1日あるのだから、チャンスはあります。明日は優勝を狙います!」

不動裕理は前日の首位から2位へと少し後退した。最終日最終組という経験は、実は昨年の日本女子プロ以降初めてだ。「優勝は考えていません。コースが難しいですから、かえってプレッシャーはないんです。明日は72が目標です」

94年の日本女子アマ・チャンピオン大山志保が素晴らしいゴルフを続けている。現在は日大4年。3日目も71と順位を上げた。小学生のころ、テレビの「プロゴルファーれい子」を見てゴルフに興味をもった。すぐお父さんにせがんで練習場へ連れていってもらったとか。
「ボードに自分の名前を見てびっくりしました。なんとか15位ぐらいに入れればと思ってましたから」

大山は「韓ちゃん」(韓煕圓プロ)と仲がいい。韓ちゃんはパク・セリと仲がいい。その縁で初日はサインをしてもらったという。「パクさんに会えるのをすごく楽しみにしてたんです」
なんといってもパク・セリは米国メジャー2勝の選手だ。あこがれていた。「私もいずれは海外でプレーしたいと思ってますから。卒業後は日本でプロになって、できれば2年後ぐらい、上位で戦えるようになったらアメリカに行きたいです・・」

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1999年 グンゼカップワールドレディスゴルフトーナメント



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