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平尾名芳子、首位をキープして初優勝へ王手

初日コースレコードをマークした新鋭・平尾名芳子。冬のような寒さと強風の悪コンディションの2日目も大きく崩れず3オーバーに抑えた。ガマンのしがいあって結果的に2位に4打の大差をつけて首位をがっちりキープ。明日は初優勝へ王手をかけた。

ふつうなら4打や5打の差があっても経験のない若手選手の場合、まず逃げきりは難しいものだが、この平尾はちょっと例外のように見える。昨年の富士通レディスでは最終日に3打差をひっくりかえされての3位後退。この経験がしっかり肥やしになっている感じだ。
今日2日目も最終組のプレッシャーの中で堂々たる75。90近く叩く選手がぞろぞろいるコンディションの中での3オーバーは、ノーマルな状況なら68、69のスコアに相当しそうだ。明日、また自分に負けさえしなければ、優勝の可能性は限りなく大きい。

2ラウンド目の平尾は1バーディ、4ボギー。「風もそうだったんですが、ショットが思うようにいきませんでした。それでもアプローチ、パターで耐えてたんですが、15番16番で短いのを外してしまって・・・。短いのはちょっといけませんよね」と本人にしては悔いが残る。
最終日は熊本中央女子高校の先輩・高村亜紀と一緒になる。「でも人は人、自分のゴルフをしたいですね。先輩後輩ということは考えないで自分のゴルフに徹したいです」
これまでずっと高村亜紀を目標にしてきた。しかし今となっては「追い越さなければいけないです、優勝するには。去年の富士通と同じ(逆転)になりたくありませんから」とキッパリ。
去年はトップに立った初チャンスにも気にしないでぐっすり眠れた。「今回は眠れないかもしれません」

服部道子は4連続ボギー、3連続ボギーで77。「気分ばっかり入って、予定が予定のまま終わってしまいそう」と半分敗北宣言も出た。「悪いなりに努力してたんですが、ふとカットラインが怖いぞと」そう思ったとたん、ボギーの連続。服部ほどの選手でも、下を見てしまうと自分自身のプレーができなくなる。「反省材料です。でももう1日プレーができるんで、なんとか自分のスウィングに戻さないといけません」

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1999年 再春館レディース



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