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首位入れ代わって武田久子、高又順

北風は少し強めだったが好天。初日の首位・大金寿子はスコアを伸ばすことができず4位タイへ後退した。上位定番の中野晶もまた8位タイへ沈んだ。代わって浮上して来たのは武田久子、高又順。もしや・・と期待された不動裕理も終盤ボギー連続で優勝争いから脱落。最終日もかなりの混戦、誰が逆転してもおかしくないような雰囲気だ。

武田久子は前半2バーディ。後半に入ってからは3バーディ、2ボギー。「最悪です。12番、17番、昨日もボギーなんです、このコンディションの中で・・。明日、頑張ります。一に頑張る、二に頑張る。というか、一生懸命やるだけですね。それしかないです」

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高又順は6バーディ、3ボギーと、荒れはしたもののまずまず。毎ホールのように2~3メートルに付けた。「ショットはいいです。昨日はパーオン逃がしたのが1ホールだけ。今日は3回。ただパットがイマイチです。上からのパットが難しい」

先週は初日トップで、結局優勝を逃がした。「初日トップはダメ」という。言葉の裏を読めば、2日目トップの今週こそ、ということになる。「来週は韓国の試合があるので、行く前に勝ちたい。背中の痛みは鍼、スポーツマッサージ、お茶などいろいろいやっていて夏ごろから調子が良くなった。筋肉に粘りができてきたんでショットの調子もよくなったみたいです」

不動裕理はバーディが1番だけ。11番、17番、18番を3パットボギー。「3パットしなくてもいいところでやってますよね。駄目ですね。反省点。ショットは悪くないしラインも易しいところに行ってるんですけど・・」

叩いてしまったものは仕方ない。「明日はガンガン打っていきます。入らないんなら変に焦るより、気持ちよく打っていった方がいいですよね。今日はみんなうまいなーと思って見てました」

5打差は「優勝を意識する範囲ではない」のだそうだ。それよりもパットのモヤモヤをなんとかするのが課題という。

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2000年 樋口久子・紀文クラシック



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