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上位後退。安井純子が単独首位へ浮上

女子ツアーではは珍しくないパターンだが、初日とはすっかり入れ変わり、貯金は帳消し、カードをシャッフルしたような上位の顔ぶれとなった。一気に首位に浮上したのはベテランと安井純子。インに入ってからバーディラッシュに突入し、9ホール中5ホールでバーディ。36-31、トータル6アンダーと単独首位に立った。7月の東洋水産に続く今季2勝目をうかがう。

2位に上がってきたのは懐かしの原田香里。またこのところお馴染みになった那須美根子も4アンダー69のプレーでトータルも4アンダー。2位タイに並んでいる。初日首位の袋井理代はまだイーブンプレーで頑張っているが、服部道子は13位グループへ、また不動裕理も11位タイへ後退した。

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安井純子のインは凄かった。12番、13番を連続バーディ。ひとつ置いて15番バーディ。また一回休んで17番、18番もバーディ。「短いパットはなかなか入らなかったけど、長いのが楽に打ててよく入った。入れようと思って打ったわけじゃないのに」
スコアはよかったが本人の評価は「プラスマイナス・ゼロ」。 「短いのを外して長いのが入ってるから差し引きゼロ。なんだかラッキーが多くて、トーナメントリーダーという気がしません。最終日、ビシッと決めるような勝ち方を一度くらいやってみたいです」

原田香里が顔を出すものも久しぶりだ。「久々ですよね、ホントに。まだ完璧じゃないですが、だいぶゴルフが良くなってきました。最終日最終組なんて、もちろん今季初。前がいつかなんて、ぜんぜん覚えてもいませんよ。明日は60台がほしい。まだ今季、出していないんです」

那須美根子もバーディは6コ取った。ただしボギーが2。「午前中は良くなかったんですが、9番のチャップインから流れが変わってきました。今日も後半は落ち着いて回れましたね」
2位に終わった女子オープン。終わったときは2位に満足の気持ちがあったという。「でも翌日から情けないというか、みじめな気持ちになってしまって・・」 もう惨めな気持ちにはなりたくない。そこでグイッと前向きに。「優勝したらクルマがほしいですね。最近、友達のクルマを借りてばっかりなんで・・」

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