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混戦抜け出して島袋美幸がV

大混戦を抜け出したのは島袋美幸だった。スコアを一つ伸ばしてのトータル9アンダー。同じ抜け出し組の山田かよに追いついてプレーオフにもつれこんだが、こういう展開になるとやはりベテランの味で島袋のV。1ホール目で決着をつけた。島袋はこれでツアー3勝目。93年のリゾートトラスト以来、7年ぶりの勝利となった。

安井純子とプロ入りも同期で仲がいい。去年はその安井とプレーオフ死闘を演じた末に敗退。今年は先週の東洋水産でまたまたその安井が勝利をあげた。こうなると私だって、と思わないはずがない。だから勝てるというわけでもあるまいが、符丁を併せたような仲良コンビの連続優勝となった。

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最終日の島袋美幸は出だしからパーが続いた後、6番でボギー先行。7番もボギー。この時点で完全に首位グループから脱落。しかし「ボギーボギーにした後、最初の気持ちに戻ってプレーしよう、と思った。そしたら8番9番とバーディ・・」
15番ではセカンドが風に乗ってグリーン奥まで行ってしまい、寄せも4メートルのショート。しかし入れた。「あのパーパットがポイントだったと思う。よく入りました」
パーセーブした次の16番でまたバーディ。これで9アンダー。ピンチの後にチャンスがやってくる。2打リードされていた山田かよは15番でダボを叩き、9アンダーに後退。不動裕理は18番でまさかの池に入れた。「打った瞬間、アレッ?と思った。小さいんじゃないかなと。いい所にピンが切ってありますね・・」

結果的に、たまたま9アンダーがトップになってしまったという印象だ。「この7年間、優勝争いもあったけど、いつも気負い過ぎて手が動かなかった。今日は18ホール ボギーにしてもいい。最後まで行こうと思ってました。それが結果的に優勝に繋がってくれた」
ラウンドしながら「Never End」を唄っていたという。沖縄サミットのテーマ曲。歌をうたう余裕が、今日はあった。優勝の涙のあと「沖縄はアムロちゃんだけじゃないよ」と冗談もようやく飛び出した。

山田かよは15番のダボがすべてだった。「ホント、15番以外はショットもすごく良かったんですよ。14番でボードを見たら不動さんが9アンダー。ひょっとしてこのままパーで行ったら・・と考えてしまって・・。ダメですね、余計なことを考えちゃ」

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2000年 住友VISA太平洋クラブレディース



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