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イム・ウナがプレーオフを制し、通算2勝目を飾る!

愛知県にある中京GC石野コースで開催されている、国内女子ツアー第10戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。朝のうちは小雨がパラついていたが、正午前から陽が差し始め、気温は22度まで上昇。10,217人のギャラリーが見守る中、最後の最後まで手に汗握る接戦が演じられた。

2位に2打差をつけてスタートした三塚優子は、1番、3番でボギーを叩き、2位スタートのイム・ウナ(韓国)に早々に並ばれる。その後は一進一退の攻防が続くが、13番パー5で三塚が2オンに成功、7メートルのイーグルパットを沈めて通算8アンダーとし、リードを2打差に広げた。だが、その後イムが15番、16番と連続バーディ。通算7アンダーの首位タイに並び、最終18番を迎えた。ここで、イムがティショットを左の林に打ち込み、ボールが木の裏で止まる大ピンチ。「バックスイングは問題ないけど、フォローで木に当たる状況だった」というイムだが、構わずPWでフルスイングをする。クラブを真っ二つに折りながらもボールをグリーン奥ラフへと運び、見事にパーセーブ。同じくパーとした三塚とともに、プレーオフへともつれこんだ。

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18番で行われたプレーオフ。1ホール目、2ホール目と互いにパーで分け、迎えた3ホール目。三塚は2メートルのパーパットがカップに蹴られ、イムはフェアウェイバンカーから確実に2オンさせてパーセーブ。2008年の「ヴァーナルレディース」以来となるツアー通算2勝目を飾った。

通算4アンダーの3位タイには、馬場ゆかりチャンナ(中国)、福嶋晃子の3人。4位タイからスタートした金田久美子は、「パットは入ったけど、ショットがグチャグチャでした」と15位タイに後退してフィニッシュ。また、開幕から9試合連続トップ10入りという国内女子ツアー新記録(1988年のツアー制度施行後~)がかかっていた横峯さくらは、通算2アンダーの11位タイに終わり、惜しくも記録達成を逃した。

2009年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン



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