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古閑美保が不動を圧倒!逆転でメジャー初制覇!!

宮崎県の宮崎カントリークラブで行われている、国内女子ツアー最終戦「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」の最終日。2位に5打差の通算13アンダー単独首位でスタートした不動裕理がどこまでスコアを伸ばすかが注目された。しかし、序盤から雰囲気は一変。同じく最終組でラウンドした2位スタートの古閑美保がスーパーショットを連発する。

2番パー5でピン横4メートルのバーディパットを決めると、3番はグリーンセンターから5メートル、4番もグリーンセンターに乗せると6メートルを決め3連続バーディ。対する不動は3日間ノーボギーでラウンドしていたが、3番でボギー。4番は古閑のバーディを見た後に入れ返したが、続く5番パー3でもボギーを叩き、5つあった貯金は1つとなった。

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そしてスコアを伸ばしたい9番パー5。共に3メートルのバーディパットを残し、不動は外したが古閑はバーディを奪い、通算12アンダーで2人が並んだ。後半に入ると、12番パー3で不動がピン左のセミラフから7メートルをパターでチップイン。14番では古閑がピン奥3メートルからバーディを奪い、再び13アンダーで並んだ。

そして16番パー3、古閑がティショットでピン左3メートルに乗せると、不動はグリーン左のラフへ。アプローチはピンを大きくオーバーし、カラーへ。返しのパットはラインを読み違えて、左に3メートルも外してしまった。危なげなくパーを奪った古閑に対し、不動はダブルボギー。完全に勝負がついてしまった。

優勝は通算13アンダーで古閑美保。古閑は国内メジャー初制覇を果たし、3年間のシード権を獲得。さらに来年8月に行われる「全英リコー女子オープン」への出場資格も獲得した。不動はスコアを1つ落とし通算11アンダーで単独2位。5アンダー単独3位には、初日に不動が記録した7アンダー「65」に並ぶ好スコアを叩き出した宋ボベ

通算4アンダー単独4位は三塚優子。そして今季の賞金女王を先週の試合で決めている上田桃子は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず単独5位で終了。上田は今大会4位タイ(2名まで)に入ると、昨年に大山志保が記録した年間獲得賞金を上回ることができたが、僅かに届かず記録更新はならなかった。

2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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