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イ・ボミがプレーオフを制し、ツアー初勝利!

◇国内女子◇ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 最終日◇高知・土佐CC◇6232ヤード(パー72)

上位が伸び悩み停滞する中、4位のイ・ボミが「69」、8位のアン・ソンジュが「67」をマーク。通算3アンダーの首位に並んでホールアウトし、決着は韓国勢2人によるプレーオフにもつれ込んだ。

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プレーオフ開始前の14時46分、昨年3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、黙祷が捧げられる。プレーオフは18番(パー4)の繰り返しで行われ、1ホール目はともにボギー。迎えた2ホール目、ボミが確実にパーをセーブして決着をつけ、ツアー参戦2年目にして嬉しい初勝利を手に。ガッツポーズと満面の笑顔でギャラリーの歓声に応えた。

通算2アンダーの単独3位に上原彩子。通算イーブンパーの4位タイに全美貞カン・スーヨン(ともに韓国)、飯島茜。通算1オーバーの7位タイに金ナリ(韓国)、中山三奈笠りつ子が続いた。首位タイからスタートした不動裕理は、通算2オーバーの単独10位。横峯さくらは通算4オーバーの12位タイで終えた。

<「本当にうらやましかった」先輩アン・ソンジュを破って日本ツアー初優勝>
昨年から日本ツアーに参戦しているイ・ボミだが、個人スポンサーとの契約で、韓国ツアーへの出場義務も背負っていた。その結果、日本と韓国を往復する必要が生じ、「日本での目標がはっきりしていなかった」と、昨年の賞金ランキングは40位に低迷した。今年は契約を一新。日本ツアーを中心に25試合くらい出場する予定だという。

「優勝するには運が必要」と話していたボミ。この日は2番でボギーを先行させたが、その後に4つのバーディでスコアを伸ばし通算3アンダーでホールアウト。勝負は1歳年上のアン・ソンジュとのプレーオフへともつれこんだ。日本ツアーで2年連続賞金女王となったソンジュを「本当にうらやましいと思っていた」とボミも認める。それでも「どんな相手でも勝つのがベスト。プレーオフは自信を持ってプレーしたいと思った」と臆することはなかった。

今オフからクラブも変えた。ヨネックスの担当者は開幕前にボミのクラブを見て、それが物語る練習量に舌を巻いたという。韓国では“スマイルキャンディ”の相性で親しまれているが、笑顔だけでなく強さも兼ね備えている。「日本のファンにも愛されるようにプレーしたい」。まだ日本語は「少しだけ」とはにかむが、日本ツアーでの活躍と並行して、年末には流暢な日本語を話しているかもしれない。

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2012年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ



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