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藤本麻子が逆転でツアー初勝利! 横峯は3位

◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日◇グレートアイランドC (千葉)◇6,607ヤード(パー72)◇晴れ◇ギャラリー数:6714人

21歳の藤本麻子が、歓喜の瞬間を迎えた。首位を2打差で追う最終日に6つ伸ばし、通算10アンダーで逆転勝利。上位で繰り広げられた熾烈なバーディ合戦を制し、嬉しいツアー初勝利を手にした。

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通算9アンダーの単独2位に馬場ゆかり。通算8アンダーの3位タイに上田桃子横峯さくら。横峯は前半から快調にスコアを伸ばし一時は単独首位に立ったが、終盤に崩れて今季2勝目を惜しくも逃した。通算7アンダーの5位タイに青山香織と服部真夕が続いた。

<逆転で念願のツアー初優勝を果たした藤本麻子
プロテストの合格した2009年から、大型新人として期待され続けた藤本麻子がついに念願のツアー初優勝を果たした。今季9試合でトップ10入りを果たす一方、6試合で予選落ちになるなど、不安定さも持ち合わせていたが、今週は大会2日目の後半に6バーディを奪い、最終日も後半だけで5バーディと猛チャージ。同組でラウンドした横峯さくらと通算10アンダーで並び最終18番を迎え、パーセーブした藤本が栄冠を掴んだ。「アマチュアの頃から憧れていた、さくらさんと優勝争いができて良かったです。最後まで応援してくださった声援のおかげです」と、初めての優勝スピーチは涙で声を詰まらせながらのものだった。

<悪夢の18番、横峯さくらは池ポチャで3位タイ>
首位と2打差の通算4アンダーでスタートした横峯さくらは、序盤からバーディを積み重ね、9番で単独首位に浮上した。さらに後半も2つ伸ばしていたが、17番で藤本に並ばれると、最終18番の2打目はグリーン左サイドの池の中へ。今週は初日から53ホールボギー無くラウンドしていた横峯は、最終ホールのダブルボギーで通算8アンダー3位タイとなった。「本当にゴルフは最後まで何が起こるかわかりませんね。改めて実感しました」と肩を落す。

馬場ゆかりが連日のバーディラッシュで単独2位>
首位と1打差の5アンダー単独3位でスタートした馬場ゆかりが、1番、2番と連続ボギーをたたいたが、その後4つのバーディを奪い前半を終えた。そして10番、12番と再びボギーをたたき5アンダーに戻してしまったが、13番から怒涛の4連続バーディで首位と1打差まで再浮上。惜しくも1打及ばなかったが、通算9アンダーでホールアウト。今季3度目の2位で大会を終えた。

関連リンク

2011年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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