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フォン・シャンシャンが逆転勝利! 不動は1打及ばず

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアーの第20戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。3打差を追う5位タイからスタートしたフォン・シャンシャン(中国)が4つ伸ばし、通算8アンダーで逆転勝利。今季2勝目を手にした。

単独首位スタートの不動裕理はイーブンパーと伸び悩み、通算7アンダーの単独2位。通算5アンダーの単独3位に大山志保、通算4アンダーの4位タイに李知姫(韓国)と恒川智会が続いた。宮里藍は通算2オーバーの26位タイ、有村智恵は通算6オーバーの47位タイで終えている。

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フォン・シャンシャンが逆転で今季2勝目>
この優勝で今季日本ツアーでの戦績は6戦2勝、2位が1回。抜群の強さを発揮しているフォン・シャンシャンは、「日本はラッキーなところだと思います」と笑顔を見せた。

首位と3打差でスタートした最終日、前半に1つスコアを伸ばして折り返すと、12番でバーディを奪い通算6アンダーとして首位に並ぶ。終盤の17番では奥のカラーから10mのパットを沈めて通算7アンダーとして抜け出すと、最終18番(パー5)でも4mのバーディパットがカップのふちから転がり落ちた。

通算8アンダーでホールアウトしたシャンシャンは、最終組の不動の第3打がピンをかすめて止まったのを見ると、勝利を知ってにっこりとほほ笑んだ。「今週はドライバーとアイアンは良い調子じゃなかったけど、ピンチの時にセーブするアプローチとパターが良かったです」。3日間で叩いたボギーはわずかに一つ。安定感の光った3日間だった。

<1打及ばず、首位スタートの不動は2位>
2位に1打差の単独首位からスタートした不動だったが、最終日はスコアを伸ばせず「72」。優勝したシャンシャンに1打及ばず、通算7アンダーの単独2位で4年ぶりの大会を終えた。

「スコアを伸ばさないとすぐに追いつかれるのは分かっていました。私の調子の中では精いっぱいやれたので、また来週挑戦したいと思います」。18番、残り50ヤードの3打目を直接決めればプレーオフという状況で、不動のショットはピンそば1mどまり。それでも、「最後、(ギャラリーに)沸いてもらったのはうれしいです」と不動は満足そうに振り返った。

大山志保は2週連続でチャンスを逃す>
2週連続で最終日最終組に入った大山志保。前週の悔しさをリベンジするチャンスに恵まれたが、この日は13番でボギーが先行し、結局1つスコアを落としてホールアウト。「プレッシャーが掛かると思ったようなストロークができなかった」と思い通りにならないパッティングを悔しがった。

それでも、3年ぶりの復活優勝に向けての手応えは増している。「ショットとアイアンは良いので、あとはパットとアプローチをもう少し寄せられれば」と大山。次週の「日本女子オープン」はウェイティングで出場機会を窺うが、出られなければ男子ツアーを見学に行く予定だという。

関連リンク

2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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