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横峯さくらが大逆転、今季初勝利を手に!

長野県のグランディ軽井沢GCで開催されている、国内女子ツアーの第9戦「リゾートトラストレディス」の最終日。首位を3打差で追う横峯さくらが通算10アンダーでフィニッシュし、逆転で今季初勝利を飾った。

最終組の1組前を回る横峯は、先に10アンダーでホールアウトして最終組の結果を待つ。トーナメントリーダーは、通算11アンダーの大城さつき。横峯に1打リードで最終18番パー4を迎えた大城だったが、ここで4オン2パットと痛恨のダブルボギー。ツアー初勝利をあと一歩のところで逃す結果に終わった。

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大城と並び、通算9アンダーの2位タイに北田瑠衣黄アルム(韓国)。通算8アンダーの5位タイに、上原彩子中田美枝が続いた。なお、横峯は国内女子ツアー史上6人目となる生涯獲得賞金7億円を突破。196試合目、25歳174日での達成は、同ツアーでの最速&最年少記録となる。

<「信じられない!」優勝が転がり込んだ横峯>

6アンダー3位タイからスタートした横峯は、最終日に5アンダーを目標にしていた。8番パー5でチップインイーグルを奪うなど11番までに目標の5アンダーを出し、通算11アンダーまで伸ばしていた。しかし、1打差で大城が首位に立っていることを知ると、目標を修正し、通算12アンダーを目指す。ところが、終盤の17番でボギーを叩き「もう自分の優勝はないな」と諦め、18番終えて「頑張った自分を褒めてあげようと思っていました」と、一息ついて最終組のプレーを眺めていた。

ところが、首位の大城が最終18番でダブルボギーを叩き、プレーオフにもならずに横峯の優勝が決まった。「嬉しいのと信じられないの半分半分です。ゴルフは最後まで何が起こるかわかりませんが、それを改めて実感しました」。大城への配慮もあり、素直には喜べなかったという横峯に、今季初優勝が転がり込んできた。

<大城、ラスト2ホールの悪夢!!>

11番パー5で2日連続のチップインイーグルを奪い、順調にスコアを伸ばした大城。10番、13番でボギーを叩くが、要所でスコアを伸ばし、16番を終えた時点で2位の横峯に2打差をつけていた。ところが、17番で1mのパーパットを外し1打差となると、18番では悪夢が待っていた。ティショットはフェアウェイに運んだが2打目がグリーンの右方向に大きく逸れてしまい、崖下のベアグラウンドへ。3打目は「絶対のショートしたくなかった」と強めに打ち込み、グリーン反対側のラフへ。4打目も寄せきれず、5mのボギーパットはカップの左サイドをすり抜けてしまった。上がり2ホールで3ストローク落した大城は、通算9アンダーの2位タイとなった。

関連リンク

2011年 リゾートトラストレディス



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