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地元出身の武藤俊憲が単独首位! 石川遼は54位タイ発進

国内男子ツアーのメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権」が15日(木)、群馬県のレーサムゴルフ&スパリゾートで開幕した。メジャー初日に相応しい快晴に恵まれ、気温も正午以降グングン上昇。最高気温は22度を越える暑さとなった。

初日に単独首位に立ったのは、8バーディ、ノーボギーの「64」を叩き出した地元群馬県出身の武藤俊憲。「このコースが出来た時からまわっていますからね」と言う武藤は、高校時代に合宿でこのコースを使用していたこともあり、グリーンや攻略ルートを知り尽くしているという。地元の強みを活かし、これ以上ない素晴らしいスタートを切った。

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5アンダーの2位タイには、2003年大会のチャンピオン片山晋呉と、「アプローチとパターが良かった」という丸山大輔。共に5バーディ、ノーボギーでラウンドし、好調をうかがわせる内容となっている。4アンダーの単独4位には、韓国の李丞鎬が飛び込んだ。

プロ初メジャーを迎えた石川遼は、12時35分に10番ティからスタート。前半はショットが好調だったものの、バーディパットをことごとく外し、1バーディ、1ボギーのイーブンパーで終える。ところが「後半の2番からスイングスピードが無くなってきた」という石川は、ここからティショットの乱れが目立ち始める。前半はフェアウェイキープ率5割を超えていたが、後半はことごとく左右のラフへ。すると4番パー4でダブルボギー、6番パー4でボギーを叩き、一時は予選通過圏内を大きく外れる3オーバーまで急落した。しかし、8番パー5で1.5メートル、最終9番パー4で4メートルのバーディパットを沈め、2連続バーディフィニッシュ。1オーバーの54位タイまで浮上し、初日を終えた。

また、谷口徹尾崎将司も1オーバーの54位タイ。ディフェンディングチャンピオンの伊澤利光は、16ホール終了後に左手親指腱鞘炎のため棄権している。

2008年 日本プロゴルフ選手権大会



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