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片山晋呉が逆転で今季初勝利!賞金王レース決着は最終戦へ

◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7315ヤード(パー72)

1打差の4位タイから出た片山晋呉が8バーディ、1ボギー「65」をマークして通算17アンダーとし、逆転で今季初勝利を飾った。

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20代の選手が3人並んだ首位グループを追った永久シードプレーヤーは前半に2つスコアを伸ばすと、トップタイで迎えた12番から一気に4連続バーディを奪取。サンデーバックナインの鮮やかなチャージで、5シーズンぶりの勝利となった昨年10月「トップ杯東海クラシック」以来となるツアー通算28勝目をマークした。

賞金ランキング79位で今大会を迎えた冨山聡が「67」で回り、通算14アンダーの2位でフィニッシュ。賞金2000万円を獲得し、土壇場で来季のシード確保に成功した。

賞金レースで3位につける近藤共弘小平智平本穏らと並び通算11アンダーの3位フィニッシュ。ランキング2位の藤田寛之も6ストローク伸ばして通算10アンダーの9位タイで終え、9アンダー14位タイで終えたトップの小田孔明との差をわずかに詰めた。賞金王決定は次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」に持ち越された。

大会ホストプロの石川遼は4バーディ、2ボギー「70」で回り、通算6アンダーの34位タイで4日間の戦いを終えた。

次戦の国内メジャー最終戦は年間の優勝者など出場資格が限られており、それ以外の選手にとっては今大会が事実上のシーズン最終戦。矢野東横尾要上平栄道らが賞金シードを喪失した。

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