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手嶋が猛烈な追い上げ。しかしプレーオフはジャンボが制覇。

「そんなに調子がいいとは思わない。ショットもいつものように決まっていなかった」(加瀬談)はずのジャンボだが、17番、グリーン奥からのチップインで生き返り、続く18番もバーディとして15アンダーに。「最近4週連続の予選落ち」で「プロ入りしてからジャンポさんとプレーしたことはない」手嶋多一がこの日8アンダーと素晴らしいラウンドして、プレーオフにもちこんだ。

しかし「プレー中は一度も勝てるとは思わなかった」手嶋は、プレーオフの17番ホール、グリーンをオーバーしたジャンボのトラブルにつけいることができず、結局はベテランに好機をさらわれた形となった。ジャンボ自身も「今回の優勝はいばれる内容ではなかった」と語っているが、いばれる内容でなくても勝ってしまうのが現在のジャンボ尾崎の強さということか。

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1996年 久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント



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