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44歳、金山和雄がツアー初の勝利!

1997/08/17 18:00

順位 選手名 通算 合計
1 金山和雄 +41 +41
2 E.エレラ +41 +41
3 北島泰介 +39 +39
4 飯合肇 +36 +36
5 金鐘徳 +35 +35
5 桑原将一 +35 +35
7 芹沢大介 +34 +34
8 片山晋呉 +33 +33
8 小山内護 +33 +33
10 尾崎健夫 +32 +32

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オジサンパワーが炸裂した。若い選手にばかりいい思いをさせてはおけない。44歳の金山和雄。 「今年は予選会44位です。今年の前半やってだめだったら、お金もかかるし、もうツアーはやめようと思っていた。」という金山。

バーディは5つ稼いだ。ボギーひとつで計9ポイントの追加。優勝はエレラだろうと思っていた。しかし諦めようとするとバーディが来てくれた。神様が諦めるなと言ってくれた。上がってみると同ポイントのプレーオフ。苦しかった。「運が味方してくれました」と言う。

前の番は、ともすれば優勝スピーチを考えそうになる自分を必死でたしなめた。考えちゃいけない。無欲で行くんだ。ただ思ったほどプレッシャーのないのが幸いだった。 「いつも初日が終わると、明日はなんとか予選を通らねば、と眠れなかった。ところが今週は不思議にそれがなかった」

最後の1メートルのウィニングパットはシビれた。「もう一度ティに帰りたくない。またティグラウンドには立ちたくない。そういう思いでした」
これで、またツアーで闘える。「やめようと思ってはいたけど、往生際が悪いんです」と笑った。20年間の選手生活でこれまでシード権を獲得したのは1回だけ。この優勝で月例などの苦しみはしばらくなくなった。その代わり、毎週のツアーという別の苦しみが2年間、待っている。

もう楽になろう、もう引き返そうとしたら、目の前に人参がブラさがっていた気持だろう。だがプロである以上、その人参を取るしかない。ちょっと遅めだが、張りのある苦しみがこれからまた始まる。


【ステーブルフォード競技】
1986年 米国PGAのジ・インターナショナルで最初に採用された競技方式。
パー(0点)を基準にバーディ2点、イーグル5点、アルバトロス8点、ボギー-1点、ダブルボギー以上-3点というポイントが与えられ、その総計で争うトーナメント。
例えボギーを叩いてもバーディ、イーグルを多く出せば高い得点になるので積極的なプレーが期待できる。


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