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やった! ヒデミチ 大きなタイトルを奪取!

安泰かと思われた尾崎直道だったが、日本オープンの壁は厚かった。かわって難コース大洗を攻めに攻めたのは田中秀道。前日の3打差をひっくりかえして首位にあがり、最後まで攻めてリードを守りきった。

2打の差で迎えた最終ホール。しかし田中は右の林に叩き込み、2打目も木にあたって脱出できず。どう考えてもダボのパターンだった。しかしライの悪いラフからわずかな木の間を抜く6番アイアンのギャンブルショットは成功。2パットに納めてボギーセーブ。「日本オープンのプレッシャーがどんどん大きくなり、最後のショットはほとんどキレていた状態だった。よくぞボギーにしたと思います」

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「とにかく3日間やってきたことを今日も貫けました」という田中。1番2番では自分の力以上のものを出そうという意識が強かった。しかし3番のバーディでようやく落ち着くことができた。そして6番からは3連続バーディ。追う立場が、あっというまに追われる立場に逆転した。

18番のトラブルでは、内心諦めかける部分もあったという。「この大叩きで消えていくのかな」と少しは思った。「でもまだ自分の気持ちが前に向かっていた。木と木の間は50センチくらい。抜けたあと、グッとボールを伸ばしていかないといけないショットだった。最後のボギーパットはカップに蹴られても仕方ないと思うくらい、しっかり打った」

これで95年のフィリップモリス、96年のペプシ宇部、今年のアイフルカップに続く4勝目。シード10年というおまけ付きの大きなタイトルをついに手につかんだ。

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1998年 日本オープンゴルフ選手権



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