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藤池昇竜、11アンダーの60!

1998/05/28 18:00

順位 選手名 通算 合計
1 藤池昇龍 -11 60
2 桑原克典 -5 66
2 芹沢大介 -5 66
2 P.テラバイネン -5 66
5 湯原信光 -4 67
6 尾崎将司 -3 68
6 桑原将一 -3 68
6 D.スメイル -3 68
6 芹澤信雄 -3 68
6 桧垣繁正 -3 68

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舞台は高知県、黒潮の太平洋をのぞむ土佐CC。開催コースは違うものの昨年はジャンボ尾崎が大会を2連覇。去年はこの試合の優勝がすでにシーズン3回目の勝利で、外国勢に押しまくられ気味の今年とはだいぶ様相がちがう。とはいえ今週、ジャンボはまずまずの3アンダースタート。可能性は十分。

しかし初日は3アンダーや4アンダーでは問題にならない。ほとんど無名の藤池昇竜(ふじいけのぼる)がなんと11アンダーの60をマークして、もちろん文句無しのダントツ首位。11番でバーディ。15番から18番まで4連続バーディ。1番で唯一のホギーを叩いたが2番から4番ま3連続バーディ。6番ミドルでイーグル。7番8番を連続バーディ。つまり10バーディ、1イーグル、1ボギーという信じられないような内容のラウンド。

「8番でボードを見て、自分ながらすごいと思った」という藤池。6メートルのバーディパットだったが、これだけ運がいいんだから入るだろうと思った。「9番は興奮しすぎてピンを15メートルくらいオーバー。これも入るかなと思ったけど・・」さすがにダメだった。
プロ入り20年、今年がいちばんいいという。今年は予選落ちがない。「それにしても今日は楽しかった。幸せだった。夢のようなスコアだ。明日のことなんか何も考えていないですよ」

藤池は元大洋ホエールズ(横浜ベイスターズ)の捕手。日本ハムに移ってから任意引退した。中畑、真弓などと同期。ただし一軍の経験はない。野球を引退してからゴルフを始めた。昨年の賞金ランキング174位。福岡県飯塚に家庭をかまえる44歳。実績らしいものとしては九州オープンでの2勝がある程度のいわばツアーの下積み選手だ。プロ20年、こういう日もあるんですね。


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