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丸山後退、渡辺司が2打差でミノザを追う

昨日は自信に満ちていたパッティングが3日目は急変。狙い目がことごとく入らない。ショットまで荒れ模様で、丸山茂樹は73として、一歩後退。代わって下から上がってきたのは渡辺司、そして定番、休養十分(?)のジャンボ尾崎も射程圏内へ。

F.ミノザは2番ショートホール(238ヤード)で2番アイアンのホールインワン。気分よくプレーを続けての3アンダー。「明日は2番じゃなく、17番で入れたいね。賞金で六本木に繰り出したいよ」とジョーク。もちろん17番にはホールインワン賞がかかっている。ミノザは去年もエースを2回決めており、これまで5回も経験しているのだとか。
「今日は忍耐のゴルフ」だったという。ちょっと食い違ったら80を叩くような内容だった。かろうじて好調を保っているアイアンに救われた。「明日は天候にもよるが、雨風がなければ10アンダーくらいが優勝スコアかな」

ホールインワンではないが、カナダのI.レガットも3番462ヤードで6番アイアンのショットが直接カップイン。「霧もあったし、ピンが奥だったので分からなかった。ギャラリーの歓声で知った。ラッキーだったね。1番2番とボギーだったので、すごく気持ちが楽になった」
楽になった余勢で69。「コンディションにもよるが、10アンダーまでいけばチャンスがあると思う。総合優勝できれば日本ツアーで闘うし、もしダメならまたアジアンツアーで連戦します」

渡辺司は5バーディ、3ボギー。「みんなもっといいスコアで回るだろうと思っていた。4アンダーか5アンダーのペースじゃないとダメだろうと思っていたんだけど」
「あと18ホール・・。だいぶ長く優勝していない。優勝を意識してプレーできる機会なんて1年のうちに多くはないから」という渡辺。こういうときは、しゃにむに前だけ見ていくしかないのだと言う。

ジャンボ尾崎がようやく本来の雰囲気を見せてきた。「前半は入れたいという気持ちが強すぎた。がっついたパッティング。明日はいいスコアが出る予感がある。いや、間違いなく良くなるね」

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1998年 アジアンツアーキリンオープンゴルフ選手権



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