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横尾要、猛攻で単独首位!

1日のブランクで流れが変わってしまった。初日の有力候補たちはちょっと波に乗りきれないムードで順位を下げた。そんな流れに逆らって首位に上がってきたのは横尾要。インコースで爆発し、なんと5バーディ。37-31の68。2位に2打差をつけてのトップ。

「ショットはかなりいいんだけど、前半は外しまくり。我慢していたら後半入りだしたので、いいスコアにつながってくれました。でもまだ2試合目だし、たまたま今週は入ってるということだと思います」と横尾。

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プロテスト一発合格、予選会トップ、ブリヂストン5位、初シード・・とんとん拍子で「努力が足りなかった」のだという。昨年は周囲の選手たちの活躍を見ていると、それが身にしみて分かったという。「あと1日あります。あまり気を抜かないで、周囲をあまり見ないようにしてゴルフができれば・・・優勝につながると思います」

米山剛も素晴らしいゴルフをした。6バーディ、1イーグル、惜しいことにホギーが2つ。しばらく不振だったが、ようやく復活した気配だ。
「日下部くんがカシオで勝ったとき、スコアボードを見なかったと聞きました。今年は自分のプレーに集中します。ボードを見ません。自分とコースとの闘いなんだと考えてやります」

ベテラン芹沢信雄も66をマークした。「ここはボクのプレースタイルに合ったコースだからね。飛ばし屋だけが有利じゃないんだ」
「マルがボクの真似をしてからパターが悪くなった」という。気にしてしまった。しかしこの初日、一緒に回った深堀圭一郎に「芹沢さん、らしくないパットをしてますね」と言われた。自分のスタイルを忘れてしまっていたことに、ハッと気がついたのだという。何気ないこと、何気ない一言が人間を変えてしまう。

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1998年 ダイドードリンコ静岡オープンゴルフトーナメント



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