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67で片山晋呉が最終日に向けてトップ

初日からトップをキープしていた佐々木久行は今日は2オーバーとして前日2位の伊沢利光と共に5アンダー3位に順位を下げた。代わりにトータル7アンダーとした片山晋呉が単独首位に立った。片山と同じく67をマークした宮瀬博文は6アンダー2位。

「たまたま。何かたまたま首位に来てしまっただけで・・・」とは片山晋呉。今日は4バーディ、1ボギー。賞金王争いもそうだが周りのプレッシャーの掛かる中、よく集中できているという。「今年3つ勝ったけど、直さなければならないと思っている所もたくさんある。そういうのをこの状況の中で、どれだけ出来るかな。結構試しながらプレーしている所があるけど、こういう機会に出来なければこれから使って行けないわけだから」

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試しながらのプレーは上手く行っているようだ。今年やってきたことは間違っていないという自信にもつながった。幅を広げるために、夏くらいまでフェードで組み立てていたゴルフにドローを取り入れてみた。

全英でタイガーをみて打ちたいという気持ちになったが、夏の頃は全然上手く行かなかった。「ガタンとダメになってね、止めたんです。でもフェニックスくらいからまたドローを打ちたくなったんですよ」 今回は上手く噛み合ったのがスコアに反映された。「明日は苦しいでしょうが、僕はプレッシャーには強いですからね」

5バーディ、2ボギーとした宮瀬博文はパッティングの調子がいい。「昨日までちょっとズレているような気がしたんですけどね」 いままでラウンド後にやっていた100~200球の打ち込み練習を50球ほどに抑えるようにしている。「返って体を疲れさせて良い調子を崩すこともあったんで、体のケアには気を使っています。今日はチャンスがすべて生かせてこのスコア。明日はどうなるかわかりませんけどね」

好調には“これを気をつけていれば”というポイントがある。そのポイントは秘密だが、スウィングのことだという。最終日はポイントを忘れずにこのままの調子を維持していきたいところだ。

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2000年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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