日本での残り2戦で優勝を狙うドンファンが藤田と並び首位に浮上

◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント3日目◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）◇7119ヤード（パー71）

賞金ランキングトップを走る藤田寛之が「69」と2ストローク伸ばして通算8アンダーとし首位タイの座を堅守。今季初勝利を狙うドンファン（韓国）と並んで3日目を終えた。

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1打差の7アンダー、3位タイに小田龍一、すし石垣、そして大会連覇がかかる谷口徹の3選手。6アンダー6位タイに宮里聖志、宮里優作がつけているが、首位から4打差以内に18人がひしめく大混戦で最終ラウンドを迎える。

＜残り2戦のドンファンが日本ツアー3勝目に挑む＞

混戦の続く今年の「ブリヂストンオープン」で3日目を終えて首位につけているのは今季4勝目を狙う藤田寛之とツアー3勝目を狙うドンファンの2人。通算4アンダー7位タイからスタートしたドンファンは、5番、6番と連続ボギーが先行したが、7番、8番で連続バーディを奪い後半の4バーディにつなげた。

「前半はショットが不安だったのでボギーが先行してしまいました。考えすぎずにフルショットで振ったらバーディが来たので、そのままフルショットを続けました。これまで4回、この大会に出場していますが、ここまでドライバーショットが飛ぶのは初めてです」と自らの飛距離に驚く。

今季初の首位タイに立ったドンファンは、来年度の米ツアー出場資格を獲得するためにクオリファイに挑戦をする。そのため、次週の「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」終了後には渡米する予定になっている。

「日本でのプレーは来週が最後になるかもしれないし、今季は戻って来られないと思いますので、このチャンスに優勝をしたい」と話すドンファン。今季は4試合でトップ10入りを果たし、「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」では3位タイに食い込んだ。「今年は何回もチャンスはあったけど、今ひとつ伸ばしきれずに掴めなかったので、明日は全力で行くしかないです」と気合いを込めた。