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チョ・ミンギュが逃げ切りでツアー初優勝!

兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で開催された国内男子ツアー第11戦「関西オープンゴルフ選手権競技」最終日。12アンダーの単独首位からスタートした韓国のチョ・ミンギュが通算14アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー初優勝を飾った。

最終組でラウンドしたチョは、前半アウトで4つのバーディを奪って後続を突き放し、盤石の態勢を築いた。後半に失速したが、結局5バーディ、3ボギーの「69」でまとめ、4日間連続で60台をマーク。2007年のプロ転向直後に日本ツアーに参戦した25歳が栄冠にたどり着いた。

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4打差の2位には白佳和。通算9アンダーの3位タイには吉永智一ネベン・ベーシック、7アンダーの5位にドンファンが入った。池田勇太はこの最終日に「66」で回り通算4アンダーの12位タイで大会を終えている。

<中盤躓くも16番で優勝を確信したミンギュ>
2位に2打差の単独首位でスタートしたチョ・ミンギュは、1番でチップインパー、そして2番はピン手前2mを沈めてバーディを先行。9番までに16アンダーまでスコアを伸ばして2位に最大5打差をつけた。11番、13番、14番と3つのボギーをたたきながらも、16番パー5で2オンに成功し2パットでバーディ。「あそこで2オンできて、優勝できると確信した」と話す。そして、上がり2ホールをパーで切り抜け4打差でツアー初優勝を果たした。

<単独2位の白「よく耐えました」>
2打差を追いかけて最終日を迎えた白佳和は、1番でボギーをたたき出端をくじかれる。続く2番でバーディを奪い、7番もバーディ。首位のミンギュを追いかけたが、その差はどんどん広がっていく。「残念というよりもよく耐えたという感じです。追いつこうと思っていましたが、とても追いつけない。付け入る隙がありませんでした」と白旗をあげていた。

<ランキング上位の意地!池田が12位タイ>

最終組の選手たちが練習場に現れるころ、8時40分にスタートした池田勇太が序盤からバーディを量産した。7番でボギーをたたくが、前半だけで4バーディ。さらに9番から3連続バーディ、13番でもバーディを奪いリーダーズボードに名前を掲げた。しかし、15番で2つ目のボギーをたたいて結局、通算4アンダーでホールアウト。それでも「今日はトラブルも無かったからね。普通にラウンドしたらこんなもんでしょ」と満足気だった。

関連リンク

2011年 関西オープンゴルフ選手権競技



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