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小田孔明が得意の逃げ切りで今季初優勝を飾る!

千葉県にある千葉CC梅郷コースで開催されている国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日、朝から降り続いた雨は時折激しくコースに降り注いだが、グリーンの排水は完璧で、試合は滞りなく進行した。

この日首位からスタートした小田孔明は、過去4勝がすべて逃げ切り。3打の貯金を持って臨んだ最終日、一時は2位の藤田寛之に1打差まで詰め寄られたが、11番、13番とバーディを奪い、トドメは約40ヤードのアプローチを直接沈めた14番のチップインイーグル。勝利をたぐり寄せる会心の一打に力強いガッツポーズを見せた。結局この日2つスコアを伸ばした小田が通算16アンダーとして、2位に4打差をつける逃げ切り優勝。今季初勝利を飾った。

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通算12アンダーの2位タイに入ったのは、この日「67」とスコアを伸ばした武藤俊憲と後半4バーディで追い上げた横尾要の二人。通算10アンダーの単独4位には河瀬賢史が続いている。ディフェンディングチャンピオンのキム・キョンテは、通算7アンダーの12位タイ。

小田孔明は5度目の優勝も得意の逃げ切りで>

2日目から単独首位に立っていた小田は、14番(パー5)、サンドウェッジでのチップインイーグルで勝負を決めた。追いすがる選手たちを諦めさせるには強烈な一打。「入ってくれ!と思った。今年最初のイーグルがここで来るとは」と勝利を確信したガッツポーズを見せた。2日目以降、コースは大雨に降られ「このまま中止にならないかな…。賞金は3日目が終わった時点で75%(4分の3)もらえるし」という甘い考えも浮かんだが、前日終了後、中嶋常幸に「それで優勝したって喜びも75%だぞ」とゲキを飛ばされた。過去4勝はすべて最終日を首位からスタート。通算5勝目も得意の先行逃げ切りで圧勝し「このコースでこんなスコアを出せるとは思わなかった」と自信を深めていた。

<2位タイに食い込んだのはこの日のベストスコアをマークした武藤俊憲

7アンダーの10位タイから出た武藤が、最終日に猛チャージを見せた。前半アウトで4つのバーディを奪い「32」で折り返すと、後半13番のバーディで一時は首位の小田と3打差に。しかしその後は、続く14番、そして17番で得意のドライバーショットをいずれも左の林に曲げるなど、チャンスを作れず。「ドライバーに絶対の自信があるだけに、(勝負所で)コントロールできなかったのが悔しい」と唇をかんだ。

<雨の中でも素手でプレーする横尾要も2位タイに>

最終組のひとつ前で小田を追った横尾は、前半アウトでひとつスコアを落とすが、後半に4バーディをマーク。5年ぶりの同大会優勝はならなかったが、2位タイの成績を「雨でプレーできないと思っていたから、最終日やれてよかった。順位も上がったし」と素直に喜んだ。ドライバーからパターまで、すべてのショットの感覚を統一するために昨季からグラブを外し、常に素手でラウンド。大雨の中でも、しっかりと自分のプレーを表現できたようだ。

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2011年 ダイヤモンドカップゴルフ



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