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近藤共弘が通算13アンダーで単独首位に浮上!石川遼は19位タイ

兵庫県の山の原ゴルフクラブ山の原コースで開催されている、国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の2日目。5アンダー6位タイからスタートした近藤共弘が、8バーディを奪う猛攻で通算13アンダーの単独首位に浮上した。

2打差の通算11アンダー単独2位には、初日首位タイにつけていた久保谷健一が続いている。アマチュアの浅地洋佑がスコアを6つ伸ばして通算9アンダーの4位タイと大健闘中だ。石川遼は、スコアを1つしか伸ばすことができず、通算6アンダーの19位タイ。大会連覇を狙う藤田寛之は、通算5アンダーの29位タイで予選を通過。池田勇太は通算イーブンパーの82位タイで、4年連続の予選落ちを喫している。

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〈3年ぶりの優勝を狙う近藤が首位に躍り出る〉

5アンダーの6位タイで午前にスタートした近藤は出だしの10番から5メートルを沈めてバーディ発進。その後も3つのパー5で確実にスコアを伸ばし、結局8バーディ、ノーボギーの「63」。オフのフロリダ合宿で向上したショット技術をいかんなく披露して一気に単独首位に立つと、午後スタートの選手たちは大雨の中でのプレーを強いられ、結局2位の久保谷に2打差をつけて決勝ラウンドに進んだ。ここ数年は足底の痛みに悩まされ、2008年の「中日クラウンズ」を最後に優勝から見放されているが「明日、明後日もチャンスがあると思ってやりたい」と力を込めた。

〈アマチュアの浅地が4位タイに浮上〉

杉並学院高3年のアマチュア、浅地洋佑が並み居るプロを押しのけて首位に4打差の4位タイにつけた。3アンダーの22位タイから出て「66」をマーク。通算9アンダーとし「今日はショットもパットも自分の思うようにいった。パットは最近では一番調子がいいくらいでした」と、はにかんだ。高校の先輩にあたる石川遼も「素晴らしいです。ホント。今日の朝『昨日、ナイスプレー』と声をかけたんですが、本人は『もっとやれる』という顔をしてましたから」と太鼓判。残り2日間、台風の目になる可能性もある。

〈昨年度の国内ツアー賞金王も4位タイに〉

4アンダーの14位タイからスタートした金庚泰が5バーディ、ノーボギーの「66」でまわり通算9アンダーとして浅地、室田淳上田諭尉と並んで4位タイに浮上した。「(後半)アウトはずっとチャンスだったけれど、ミスばかり」と話したが、7番では4メートルを沈め、8番では第2打を50センチにつけて連続バーディ。終盤に粘った。2008年大会では初出場ながら単独2位となり相性もいいコース。「イメージはいいです。このコースは100ヤード以内が大事」と自信を持って決勝ラウンドを戦う。

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2011年 つるやオープンゴルフトーナメント



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