昨年は欧州選抜が勝利を飾り、通算成績を3勝1敗とした

アジア選抜と欧州選抜による団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」が、1月7日（金）から9日（日）までの3日間に渡り、タイのブラックマウンテンGCで開催される。今年で5回目の開催を迎え、昨年大会は欧州選抜が1ポイント差で勝利。通算成績を3勝（1敗）とし、09年大会で敗れた雪辱を遂げた。

各チーム8人ずつが選出され、初日と2日目はダブルスのマッチプレー戦。初日は1つのボールを交互に打ち合うフォアサム、2日目はそれぞれが別々のボールでプレーして良い方のスコアを採用するフォアボール。最終日はシングルスのマッチプレー戦で争われ、3日間を通じてのトータルポイントで勝敗を決する。

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日本ツアーから出場するのは、3年連続の出場となる石川遼、初出場となる池田勇太と薗田俊輔、賞金王に輝いたキム・キョンテ（韓国）という豪華メンバー。また、石川と同世代で欧州ツアー1勝を挙げているノ・スンヨル（韓国）も出場。3年連続で指揮を取る尾崎直道キャプテンのもと、タイトル奪還に向けて強豪・欧州選抜に立ち向かう。

対する欧州選抜も、世界を舞台に活躍する面々が集結した。注目は、イタリアが生んだ若きスター候補、17歳のマッテオ・マナッセロ（イタリア）。2010年の「マスターズ」では大会史上最年少で予選突破。昨年10月の欧州ツアー「カスティーヨ・マスターズ」では同ツアー史上最年少優勝を飾るなど、次々と最年少記録を塗り替えている。石川、スンヨルらによる“10代対決”も、大会の見どころの1つとなりそうだ。

【出場予定選手】
＜アジア選抜＞
尾崎直道（キャプテン）、石川遼、ノ・スンヨル、キム・キョンテ、池田勇太、薗田峻輔、W.リャン、トンチャイ・ジェイディ、ジーブ・ミルカ・シン
＜欧州選抜＞
コリン・モンゴメリー（プレーイングキャプテン）、ヘンリック・ステンソン、エドアルド・モリナリ、ピーター・ハンソン、マッテオ・マナッセロ、ヨハン・エドフォース、リス・デービス、トーマス・ビヨーン