GOLF DIGEST ONLINE ゴルフダイジェスト・オンライン
ニュース

欧州男子 全米プロゴルフ選手権の最新ゴルフニュースをお届け

全米プロゴルフ選手権
期間:08/17~08/20  場所: バルハラGC(米国ケンタッキー州)

タイガー 完璧の6アンダー発進 同年3メジャー制覇へ驀進中。

2000/08/18 09:00

順位 選手名 通算 合計
1 S.ダンラップ -6 66
1 T.ウッズ -6 66
3 D.クラーク -4 68
3 D.ラブIII -4 68
5 E.フライアット -3 69
5 F.ファンク -3 69
5 J.P.ヘイズ -3 69
5 S.エイムズ -3 69
5 J.ケイ -3 69
10 B.ヘニンガー -2 70

スコア詳細を見る

「一人だけ違うステージで戦っている男」と言われる。「タイガーvsその他全員の戦い」とも評される。きっと勝つだろう、いや勝って当然・・と言われながら、だからといって例えばオッズが2対1とか3対1という圧倒的な賭け率になることはない。

この全米プロ、タイガーの数日前のオッズはエルスと同率の10対1というものだった。10対1というのは「非常に勝つ可能性が高いが、もちろん絶対なんてことはない。負けてもちっとも不思議はないさ」というレベルだ。冷静なゴルフファンなら、当然こうした考え方をする。つまり、バランスのとれた常識の世界。

タイガー・ウッズは常識を破る男らしい。全世界の注目と、全世界からのプレッシャーの中で、期待通りにタイガー・ウッズは首位でスタートを切った。4連続バーディを含む7バーディ、1ボギー。スコット・ダンラップと分け合う堂々のトップスタートだ。ここでまた「常識」を持ち出せば、こうした展開になってタイガーが勝ちを逃がすなんてあり得ない。3日後には47年ぶり、ベン・ホーガン以来の同年3大メジャー制覇が達成される。すごい! おめでとう!

全米オープンや全英オープンほどではなかったが、相変わらタイガーのプレーは安定しまくっていた。2番ロングでバンカーからうまい寄せを見せてまずバーディ。5番でボギーとしたが、7番では半分入りかかったイーグル逃がしのイージーバーディ。ここから8番、9番、10番と入れまくってたちまち4アンダー。12番でも4メートルを入れて5アンダー。最終ロングはバンカーからこれも絶妙の寄せで簡単にバーディ。トータル6アンダー、66。

タイガーのプレーだけ見ていると、ゴルフがなんとも簡単に見える。フェアウェイに打っておいて、グリーンをとらえて、入ればバーディ。入らなければパー。それだけのことでしかない。

だがもちろん、これはタイガーの特異現象だ。たまたまスコット・ダンラップも6アンダーをマークしているが、これは「たまたま」のスーパーエクセレントプレー。あとのダレン・クラークとかラブIIIの4アンダー、3アンダー程度のゴルフがこのバルハラというコースの難易度にマッチした「適切なベストプレー」というべきだろう。

日本勢では田中秀道が善戦、一時は2アンダーまで伸ばしたが後半後退、17番で再度1アンダーに浮き上がって最終18番ロングのバーディに期待をつないだが、これが逆目に出てボギー。惜しい感じのイーブンパーに終わった。推定順位は23~24位程度に落ち着きそうだ。

早いスタートの伊沢利光も粘りのゴルフで37-36の73。まずまずの1オーバープレーだ。清楚な白いウェア(!)に髭がけっこう似合っていたジャンボ尾崎は12番、16番のダボが痛かったものの終盤盛り返して、これもまずまずの2オーバー。そしてアウト健闘の片山晋呉はインで別人のように崩れて4オーバー(36-40)。日本の切り札(?)丸山茂樹も痛い2つのダボで5オーバーフィニッシュ。前週ビュイック・オープン6位で期待された尾崎直道はパワーを使い果たした形で、いいところのない9オーバー(39-42)。

米ツアーでは日常茶飯だが、この日も進行は遅れがちで結局全員のホールアウトはできず、8時27分にサスペンデット決定となった。


特集

GDOゴルフ動画
松山英樹プロ、石川遼プロも活躍するUSPGAツアーのハイライト映像や、人気レッスンプロの実践的で分かりやすいゴルフレッスン動画など、ゴルフの映像コンテンツが満載!
世界ランキングを牽引する欧州勢の強さの秘密!多様性に富んだヨーロピアンツアーの情報を日本語公式サイトでご堪能ください。