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2001年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:サザンヒルズCC(オクラホマ州)

またも順延。伊沢は暫定27位。タイガーは伸ばせず5オーバー

初日サスペンデットを受けて、15日朝7時から継続の第1ラウンドが終了。期待の伊沢利光はスコアをわずかに落として1アンダー 69。しかし午後の第2ラウンドは苦しい戦いを強いられた。

3番ホールでバーディを奪い2アンダーに戻したが、続く4、5番を連続ボギー。ドライバー、アイアン共に悪くはないようだが、ピンに寄らない。11番パー3でも寄せきれずボギー、3オーバーまでスコアを落とした。結局第2ラウンドは2バーディ、5ボギーの74。予想されたことだが試合は2日目も日没のため全員ホールアウトできず、伊沢は暫定27位。

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初日9ホールで3オーバーのタイガー・ウッズは第1ラウンドの残り9ホールを1オーバーでまわり通算4オーバーで第2ラウンドに入った。アイアンの距離感が合わず、パットも決まらないタイガーは、このラウンドもボギーが先行する苦しい展開。12、13番ホールで連続バーディを奪ったが、ボギーが1つ上回り通算5オーバーで予選ラウンドを終了した。首位から9打差の50位で、かろうじての予選通過となりそうだ。はたしてこの位置から決勝猛追撃が可能かどうか。

現在の首位はR.グーセンM.ブルックス、J.Lルイスの3人が4アンダーで並んでいる。ブルックスは第2ラウンドを前半に5バーディ、後半は11番パー3を2日連続でバーディを奪い6ストローク伸ばした。初日イーブンパーのS.ガルシアがこの日3バーディ1ボギーで首位3人に2打差の4位に上がってきた。

さらに、1打差の6位にはD.デュバルP.ミケルソンが並んでいる。2人ともメジャータイトルが取れていないのがおかしいぐらいの選手だ。4月のマスターズではタイガーに1歩及ばなかった2人だが、タイガーが伸び悩んでいる今大会こそ絶大なチャンスといえる。

そのミケルソンがエースを出した。スタートホールで30ヤードのチップインバーディを奪い、小技の妙技を披露したミケルソンは、6番ホールのパー3で全米オープン史上28度目のホールインワンを達成した。

伊沢を除く日本勢は谷口徹が初日中断の影響を受けずにホールアウトし8オーバーと出遅れたが、この日は1バーディ、2ボギーとスコアをまとめた。しかし、9オーバーでは予選カットラインの6オーバー(暫定)には及ばず予選落ちになりそうだ。

初日5ホールで1オーバーの片山晋呉は、この日早朝からのラウンドでいきなりボギーラッシュとなってしまった。11番ホール以降は立ち直り全てパーでまとめたが第1ラウンドは7オーバーとなった。第2ラウンドではバーディを3つ奪ったが、7つのボギーとダブルボギーで75でのラウンド。通算12オーバーで大会を後にすることになった。

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