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全米女子OP帰りの横峯「いいモチベーションに」

前週の「全米女子オープン」を39位で終えた横峯さくらは、最終日翌日に慌しく米国を後にし、10日(火)帰国。疲れの残る体にムチを打ちながら、13日(金)に静岡県の東名CCで開幕する国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」に備えた。

開幕前日の12日(木)には、豪雨、強風の中で行われたプロアマ戦に出場。「体がだるい感じ。ちょっと時差ボケもある」と話しながらも、昨年は優勝した有村智恵に3打差の単独2位フィニッシュを決めたコースで、最終調整に勤しんだ。

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過酷なセッティングの中、4日間を戦い抜いた海外メジャーは、17位タイで予選を通過しながらも、決勝ラウンドで失速。最終日は「80」と乱調で悔しいフィニッシュとなった。「ショットの調子は悪くなかったけれど、やっぱりパターかな、という感じ。アプローチのバリエーションも向こうに行くと増える。(メジャーを戦う選手たちは)ショートゲームが凄くうまい」と、“その差”を痛感する。

それでも最高峰のレベルの空気を改めて吸い込んだことで「いいモチベーションになります。もっと頑張らないと、向こうでは通用しない」とシーズン後半戦を前に、新鮮な気持ちが再び芽生えたことは収穫だ。今大会は「帰ってきてすぐなので、まずは良いプレーができたら良いと思う」と、目標設定は少々控えめだが「調子自体は悪くない」。トーナメントの後半に勝負をかけられる位置でいたい。(静岡県裾野市/桂川洋一)

2012年 スタンレーレディスゴルフトーナメント



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