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「これまでは論外!今は戦えている」 さくらが2位タイの好発進

千葉県のカメリアヒルズCCで開幕した「アース・モンダミンカップ」の初日、横峯さくらが6バーディ、1ボギーの5アンダーで2位タイの好スタートを切った。

悪天候により、2時間半遅れの12時45分にティオフした横峯は、1番(パー5)でティショットを左ラフに曲げるも、3打目をピン右約3mにつけてバーディ発進。続く3番(パー4)では、今度はきっちりティショットをフェアウェイセンターに運んで再びバーディを奪った。

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開幕前に悩まされた逆球が出ないよう、アドレスに入ると左肩をやや開く動作(オープンに構える)を行うなど、意識的に修正に努めショットは安定。「(ショットに)不安がなくなってきたからパットに集中できる」と、雨で重たくなったグリーンを、その言葉どおり果敢に攻めた。前半は距離の短いホールでチャンスにつけるもパーを重ねる我慢のゴルフ。

しかし後半は、「100ヤード以内の距離が合いはじめた」と4つのバーディを量産。いずれのホールもショットを約2m前後とピンに絡め、バーディパットを次々と沈めた。最終18番(パー5)では残り30ヤードのアプローチを約1.5mに寄せてバーディフィニッシュ。「久々の感覚。もう少し行けたかなという感覚もある」と完全復調をアピールした。

「初日にしては上出来です」とこの日のスコアに及第点を与えた横峯。「明日もバーディ合戦が予想される中で、いかにチャンスで決めていけるかが勝敗の鍵」と断言する。今季1勝目を目指す中で迎えたチャンスに「今までは論外!今は戦えている」と、確かな自信を持って、明日以降も上位争いに身を投じるつもりだ。(千葉県袖ヶ浦市/糸井順子)

2012年 アース・モンダミンカップ



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