今週は不本意な結果に終わったが、残りはまだ11試合！可能性は消えてはいない！

「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」最終日、横峯さくらは2バーディ2ボギーの「72」で回り、通算4オーバーでフィニッシュ。10位タイに入ったが、賞金ランキングトップの諸見里しのぶが優勝し、全美貞が2位に入ったことで、賞金ランキングでは3位へと後退してしまった。

「長かったですね。いつもは早く終わるけど、いつもより長く感じました」と振り返る横峯。今大会のコースは夏に練習ラウンドを行い、今週も月曜日から精力的にラウンドをこなしてきたが、「すごく前から入って、その分空回りしているのかな」と横峯は複雑な表情で振り返った。

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ショットでチャンスにつけても、入って欲しいパットがカップに嫌われる。「ちょっとずつずれていますね」。原因の見えないもどかしさに、横峯の歯切れも悪かった。

「自分の下手さ、練習が足りないなと思いました」と反省の言葉の尽きない横峯。この試合に賭けてきた想いの強さが、勝てなかった時の反動として胸に刺さる。「今はそういう時期なのかなと。抜け出すには自分自身でやらないといけないです」と懸命に言葉を搾り出した。

残り11試合。逆転女王へ向けては1試合も無駄には出来ない。「休むことも大切だと思いました。体力的には問題ないけど、メンタル的に…」という横峯だが、現時点では試合を休む予定はない。なんとか気持ちを切り替えて、前に進んでいくしかない。