初日は最後までバンカーに捕まり続けたラウンドだった

出場を最後まで悩んだという「LPGAツアー選手権」に、来季課題を見つける為に臨んだ上田桃子は、通算5オーバー、暫定78位タイで初日を終え、日本人出場選手の中では最上位のスタートを切った。

アウト1番からスタートした上田は、2番で3段グリーンの最上段につけ、3パットでボギーとした後、続く4番、5番、7番でも起伏のあるグリーンを攻略できず、スコアを落としてしまう。前半を4オーバーで折り返した上田だったが、最終18番をボギーにしたものの、後半10番から17番までをパーで凌ぎ、ホールアウトした。

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コースの印象を聞かれると、「USオープンのような難しさ。距離感が難しいし、パットも大事。のせるところによってはグリーンにのっても難しい。かなり手こずったけれど、プレーしていて本当に面白い」と試合前に語っていた通り、パットの難しさでスコアメイクには苦しんだものの、思い切り楽しんで最終戦に臨んでいるようだ。

「明日は、今日の後半のようなコンディションだったら伸ばせる。グリーンがキーになるし、セカンドショットをグリーンセンターに乗せて、そこからパターで勝負できればいい」と、攻めの姿勢に揺るぎはない。