24位タイに後退したが、晴れやかな表情で取材に応じていた上田桃子

首位と5打差の通算1オーバー、14位タイで「サントリーレディスオープン」2日目を迎えた上田桃子。その差を少しずつでも詰めたいところだったが、この日2バーディ、4ボギーの「74」。通算3オーバーの24位タイに後退し、決勝ラウンドを迎えることになった。

「ひざの状態はすごく良いです」という上田。前半の6番パー3でバーディを奪い、追撃モードに入るかと思われた矢先。8番で3パット、9番ではグリーン手前のガードバンカーに打ち込み、不運にも目玉状態に。出すだけがやっととなり、連続ボギーを叩いてしまう。

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続く10番パー4の2打目もガードバンカーに捕まると、再び目玉状態に。「今日はこういう日か・・・」と開き直って打った3打目だったが、これがカップに吸い込まれてチップインバーディ。さらに、外してボギーとした17番のパーパットに光明を見出したと振り返る。

「17番で外したけど、“あーっ”という手ごたえが久々にあった。この2日間は何か変だったけど、“これだ！”という感覚がありましたね」。上田は嬉しそうに続ける。「リズムを変えただけですが、そのリズムがすごく心地良かったです」。首位とは6打差に開いたが、「今日はスッキリしています」と上田。「ツキも無いわけではないので、そういう気持ちで回れば良い方に転がるかもしれないですね」と自らに期待を寄せ、明日からの決勝ラウンドに臨む。