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桃子のガッツUSA!!

桃子、続く右ひざ痛との戦い

右ひざ痛の悪化により「サントリーレディスオープン」への出場が危ぶまれていた上田桃子だったが、火曜日の練習日には9ホールをラウンド。開幕前日のプロアマ日も18ホールをプレーし、まずは何事もなく開幕を迎えられそうだ。

病院を5箇所ほど回って医師に話を聞き、手術の回避を決めたという上田。とはいえ痛みが消えたわけではなく、「これまで8割(の力)で振っていたものを、5割くらいにしてラインを出すようにしている」と、ひざに負担の少ないスイングを強いられている。並行して治療を続けてはいるが、万全には程遠い状態といえるだろう。

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この日も、黒いサポーターを右ひざに巻いてプレー。「プレーが終わった後、サポーターをしていないとすぐに(患部が)熱くなる。そうならない為に巻いています」と説明する。今週はひざへのケアはもちろんのこと、4日間という長丁場と厳しい戦いとなるが、「コースのことはキャディさんより分かるんじゃないか、ってくらい特徴が分かっています。だからこそ出ようと決めました」と出場理由を明かした。

六甲国際ゴルフ倶楽部は、上田が今年5月まで師事していた江連忠が主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」のホームコース。一昨年の大会では勝利を飾るなど、攻略ルートは知り尽くしている。「ひざ痛を理由にせず、どれだけやれるかですね。良いイメージで回れれば、自然と調子も上がってくると思います」。右ひざ痛のハンデと、長年親しんできたコースとの相性。上田のスコアがどちらに転ぶか、まずは初日の結果が大いに気にかかるところだ。

2010年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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