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桃子のガッツUSA!!

桃子、悪条件に負けず3位タイ

「いやー、良く我慢できました!」スタート直後に激しいスコールが襲い、雨が上がったかと思うと、強い日差しが照りつける。降ったり止んだり、照ったり陰ったりの目まぐるしい気候の変化に見舞われた「ホンダPTT LPGAタイランド」3日目。この日「69」で回って通算12アンダー、3位タイでホールアウトした上田桃子の表情は清々しかった。

急激な天候の変化に翻弄された序盤。上田は、3番、5番とボギーを先行させてしまう。それでも、「ここからが去年と違う。一発良いショットが来たら大丈夫」と自分に言い聞かせる上田は、6番で145ヤードの第2打を8Iで20cmにぴたりとつけ、お先にバーディ。8番でもバーディを奪って、前半をパープレーで折り返した。

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日差しの強くなった後半。朝から偏頭痛がしていたという上田は、14番のティグラウンドでは「呼吸がしづらいほどだった」と振り返る。ティショットを曲げ、3打目でようやくグリーンに載せたが、パーパットを3mもショートする。「でも、これを入れなかったら優勝争いに加われないと思って、あのパットは凄く集中できました」。このボギーパットを沈め、上がり2ホールの連続バーディへと流れを作った。

同組の宮里藍と並ぶ通算12アンダーフィニッシュ。「私の中では尊敬している先輩だし、今までは緊張したり、足を引っ張らないようにしようとか考えていた。でも、2010年は同じフィールドで戦う人としてラウンドしたいと思った」。その言葉通り、宮里よりも1打少なく18ホールを回りきった。

「トップとは5、6打差あるし、厳しい状況であることは変わりない。それでも、彼女も同じプレーヤーだし、このコースはスコアが出るし面白い」と上田。2日目のような爆発力を発揮すれば、初優勝も決して不可能なことではない。

2010年 ホンダPTT LPGAタイランド



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