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石川遼

石川遼はパットに苦戦し、35位タイに後退

「ダンロップフェニックストーナメント」の大会3日目は朝から雨が降る状況で、石川遼は1番のティショットをフェアウェイに運んだが、ピン奥10mに2オンすると、バーディパットは1mショートし、パーパット、ボギーパットと決められずに4パットでダブルボギーをたたいてしまった。

その後、6番でコースコンディション悪化のため中断に巻き込まれ、6番までに4ストローク後退。再開後は予選2日間苦戦したショットは安定し始め、通算イーブンパーで最終18番パー5を迎えた。

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ティショットでフェアウェイをとらえると、2打目もドライバーを手にした。すると花道に跳ねたボールはグリーンを駆け上がり2オンに成功。しかしピンまで17mのイーグルパットは1.5mショートすると、バーディパットはカップに蹴られて3パットのパーでホールアウトした。

「練習日からパッティングのタッチを合わせにいったけど、全然掴めていない。このコースは見た目よりもボールが転がらないので、それを理解した上でパッティングをしているけど、思うように転がってくれない」。

予選2日間はショットの不安定さが目立っていたが、この日はパッティングで苦戦し順位を落とした。「正直、優勝争いに加われる位置ではないので、明日はトップ10入りを狙います」。ラウンド中も笑顔を見せる石川は、首位と13打差の35位タイという状況に目標設定を切り替えた。(宮崎県宮崎市/本橋英治)

2012年 ダンロップフェニックストーナメント



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