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石川遼

遼、予選落ち危機から「67」と挽回して浮上

北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催中の国内男子ツアーの今季第9戦「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」2日目。2オーバーの88位タイから出た石川遼は1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」をマークして通算3アンダーの27位タイで決勝ラウンドに進んだ。

予選通過圏外で第2ラウンドのティオフを迎えた石川は、朝霧の晴れた午前8時30分のスタート直後から巻き返しを図った。出だしの1番でグリーン右手前からチップインバーディで滑り出すと、3番(パー5)では左ラフからの第3打をきっちりと寄せて2つ目のバーディ。さらに6メートルを沈めた7番(パー3)から2連続バーディとし、前半アウトで4つスコアを伸ばした。

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そして後半、この日一番の見せ場は13番(パー5)。左ラフから残り250ヤードの第2打で5番ウッドを握ると「ボールが沈んでいたので、しっかりめに打った」。その会心のショットはピン手前1.5メートルにピタリとつき見事イーグル。「いいマネジメントができた。すごく良い球が打てて、上りのスライスラインも思ったところに打てた」と自画自賛のプレーに胸を張る。パッティングのルーティンを見直し、素振りで実際にボールを打つイメージを強め、18ホールを通じミスヒットを減らして好スコアにつなげた。

それでも「74」と出遅れた初日を引き合いに出しながら「内容は昨日のほうがはるかに良かった。悪いなりにバーディパットが良いラインにつけられた」とホールアウト後の表情は厳しいもの。最終18番(パー5)では左ラフからの第2打で、再び5番ウッドを握りグリーン左手前の池に突っ込んでボギーフィニッシュ。「フライヤーして“棒球”で飛んでくれれば、風に流されて右に飛んでいったんですけど、思ったよりスピンが入ってドローしてしまった」と悔やむ。右サイドの木を警戒し、他のクラブでフェアウェイに刻む選択肢は無かったという。しかしながら「グリーン右のバンカー、それよりも右に打ち出して、3打目勝負でも良かったかかもしれない。まだ2日目だったし」と締めくくりのマネジメントには課題を口にした。

とはいえ、今季2度目の予選落ちを免れ、“伸びしろ”を残して決勝ラウンド進出を決めた。トップとは7打差で残りは36ホール。「まずは明日一日で3打、4打トップとの差を詰めていきたい」。目指すところに行き着くためには、ムービングデーでのさらなる浮上が必要だ。(北海道千歳市/桂川洋一)

2012年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント



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