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石川遼

遼、38位タイで終了「物足りない感じ」

テネシー州のTPCサウスウィンドで開催された米国男子ツアー「フェデックス セントジュード クラシック」最終日。2オーバーの46位タイから出た石川遼は「69」とスコアを1つ伸ばして通算1オーバーの38位タイで4日間を戦い終えた。

午後からの悪天候を想定し、2ウェイ3サムによる早朝スタートとなった最終日。インコースから、いわゆる“裏街道”のティオフとなった石川は、出だしの10番でいきなり第1打を右に曲げボギーをたたいた。それでも15番でフェアウェイからの残り134ヤードをピンそば2メートルにつけてバーディ。その後もなかなかチャンスを作れない展開が続く中、後半3番(パー5)では右セミラフから残り230ヤードの第2打を、前方の木を避け、池の上に打ち出すドローボールでグリーン左まで運び2つめのバーディを決めた。

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しかしこの締めくくりのラウンドでスコアが動いたのはこの3ホールのみ。2バーディ、1ボギーという静かなラウンドに「物足りない感じで終わってしまった。初めてのトーナメントで予選を突破できたのは良かったけれど、パットが良かっただけに、もう少し上位に行けた」と正直な心境を吐露した。

次戦はいよいよ海外メジャー第2戦「全米オープン」に挑むため、すぐさまサンフランシスコへと移動する。しかし石川は冷静だ。「(全米OP翌週の)トラベラーズ選手権につながるような試合にしたい。自分では(今回の)5試合の中の1試合ととらえている」と言う。

この5連戦の一番の目的は来季のシード権獲得に向けて、賞金額を積み上げること。今シーズンの米ツアー獲得賞金は今大会の24,640ドルを加え、788,271ドルとツアーカード取得の“安全圏”に突入しかけているが「トラベラーズまでにしっかり良いプレーをして、シードを獲得したい」と揺るがない。

数日後に迫ったメジャーの予選ラウンドでは今季待望のツアー初勝利を挙げたリッキー・ファウラー、そしてこの日、通算9アンダーで逆転優勝を飾ったダスティン・ジョンソンと同組でプレーする。2人の地元米国選手とのペアリングに「お邪魔する感じ」と笑みも浮かべるが、「いたってフラットな気持ちです」と自然体で大舞台に立つ。

2012年 フェデックス セントジュード クラシック



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