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2011年 とおとうみ浜松オープン
期間:05/19〜05/22 場所:グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡)
国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の2日目、4アンダー29位タイからスタートした石川遼は、2日目もドライバーショットが安定せず苦しいゴルフとなったが、通算8アンダーまで伸ばし11位タイに浮上してきた。
10番のスタートホールでバーディを奪い、13番パー5もバーディ。しかし中盤は「球が捕まりすぎて、ティショットが左へ出がちでした」と振り返るように、フェアウェイを捉えられず楽なゴルフはできなかった。
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14番、16番とボギーを叩き、スコアを伸ばせず苦戦したが、後半に入ると、3番、4番の連続バーディでショットの安定感も取り戻した。そして最終9番パー5。練習ラウンドで「薗田(峻輔)先輩と話して、ああいうルートもあるらしいと聞いていて、今日はピン位置が左手前だったので思い切って試してみました」というルートを選択する。
それは9番の右隣の17番を使ってグリーンを狙うルートで、ピン位置が9番のフェアウェイ方向からだと池越えになるが、17番からだと手前の花道も使えるし、エッジからピンまでのスペースが広くボールを止め易いということで、多くの選手がこのルートを選択していた。
思い通り17番のフェアウェイにティショットを放った石川は、残り176ヤードの2打目をピンの右6mにぴたりと乗せた。そして「少し左に切れるけど、ほとんどストレートに近いラインでした」と、ラインを読みきってイーグルパットを沈め、パターを持った左手を高々と上げてギャラリーの歓声に応えた。
これで首位とは3打差の通算8アンダー11位タイ。「2日間終わって首位が11アンダーというのは正直意外です。自分にとってはいい誤算」と、意外にも上位がスコアを伸ばしていなかったため、3打差で残り2日間を迎えることで逆転優勝のチャンスが沸いてきた。